...色彩や情趣に欠けている代りには露西亜の作風の新らしい匂(にお)いがあった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...このスウィート・ホームに欠けている第一番のものに...
海野十三 「蠅」
...すなわちこの真の鑑賞力の欠けているためである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...欠けていることがら...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それを観察し認識する能力が現在のわれわれには欠けているのではないかという気がする...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...この資格の欠けている大臣は決して長続きしないといったようなことを一人が実例をあげて主張していた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...近頃の多くの文化的何々と称するものにも共通して欠けているある物である...
寺田寅彦 「石油ランプ」
...「これが警察の調書には欠けている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...この本で欠けているものは宗教思想史である...
戸坂潤 「読書法」
...あなたにはそのことがわかる能力が欠けているのです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...何を為しつつあったか?私には全く反省力が欠けているのか?否...
松永延造 「職工と微笑」
...現実に即した心持も紀子には欠けているかのようである...
「今朝の雪」
...私の欠けている知識は与えます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かんじんな雲霧が欠けているといって...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...臨機の勇に欠けているので...
吉川英治 「新書太閤記」
...富士川合戦前後にも欠けているわけである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その経歴構成の脊梁をなすべき――彼と周囲との消息の類が全く欠けている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そこには明白に首や手足が欠けているのである...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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