...先生は我が國文壇の最高權威であつて...
會津八一 「趣味の向上」
...ブルジョアジーが政權を握つたところでは...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...或は私有か或は國有かの所有權の維持を欲してゐる...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...東京は金力を集中し、權力を集中し、從つて美人をも集中するに至れるか...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...谷中村で其所有權を買上げなければならぬが...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...今アカイアの中にして 90至上の權を身に誇るアガメムノーンを名ざすとも』その言信じ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...二人の過去の小事實を長崎奉行へ密告して生殺與奪の權を自身で握つたことを「日本囘想録」のうちで得々と誌してゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...權力あるものに抵抗するの侠骨是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...參政權がなくても事實平民の發展する時代がある...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...ひとしく教育を受ける權利を有する...
日本国 「日本國憲法」
...鑄掛屋の權次は、嘗(かつ)て五人の子供が行方不明になつた空地の眞ん中ほどに、紅(あけ)に染んでこと切れて居たのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...賑やかな囃子(はやし)につれて燕女(つばめ)の輕い身體は前に差し伸べた權之助の手へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一切文學のエスプリとして權威されてる...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...此官權黨が明治二十三年の後より尚幾年も官に在れば...
福沢諭吉 「帝室論」
...「その優先權(いうせんけん)は先づあなたにありませうな...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...夫婦は同等の權利を有し...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...又は處分が憲法に適するかしないかを決定する權能を有する終審裁判所である」(八一)としてゐる...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...郷土の恩人を祠るのはその人の赫々とした權化の鏡を...
吉川英治 「折々の記」
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