...癇癪持のお柳が一家の權を握つて...
石川啄木 「鳥影」
...權作老爺(おやぢ)さ頼まねばならねえす...
石川啄木 「天鵞絨」
...老臣の權をとりあげるべき也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...その權利が今たちまち停止されるとは...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...此(この)祝典(しゅくてん)を蹈附(ふみつけ)にしようとは不埓(ふらち)ぢゃ! カピューレットの正統(しゃうとう)たる權利(けんり)を以(もっ)て...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...是れ唯だ一時の權略にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其權勢を用ゆること往々度に過ぐるものあるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...此の傳授を受けなければ神道の權威がなかつたのであります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...自分の心は其時平生の權威を保つに足らぬ大なる缺陷を生じて居たのだ...
長塚節 「教師」
...自由及び幸福追求に對する國民の權利については...
日本国 「新憲法の解説」
...出版に關する犯罪又はこの憲法第三章で保障する國民の權利が問題となつてゐる事件の對審は...
日本国 「新憲法の解説」
...その時の煙草を佐々村樣へ渡さなかつたよ」權治はあわてゝ下男部屋へ飛込むと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...權三の心掛けが直るまでお松に申含(まうしふく)めて精々つれなくさせて居た...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...己れ自から權柄を執らんとする者に過ぎず...
福沢諭吉 「帝室論」
...權力を得よう、この慘(みじ)めな自分自身の爲めに力と名聲を得ようといふ野心(やしん)から、吾主(わがしゆ)、神の王國を擴(ひろ)めようと云ふ野心を形造(かたちづく)りました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
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南方熊楠 「十二支考」
...おほよそ造語はその既往の歴史を以て人の寛恕を得べき權利なきものなれば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...一定の事項を拾つて國民の自由權利を保障してゐる...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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