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ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...あなたはこの家の大きな門柱ですそしてわたしは祝福(いわい)の山櫨子の枝もし出来ることならわたしは自分をあの柱の上にかけてこの家に幸運を来させたいとおもいます(腕をショオンの身にかけようとして恥かしそうに神父の方を見て...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...黄櫨(はぜ)の枯枝の向うを...
橘外男 「仁王門」
...或(あ)る日又二人が散歩して夙川(しゅくがわ)から香櫨園(こうろえん)へ行く途中阪神国道を横切ろうとすると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...香櫨園(こうろえん)だけは海水浴場出来(でけ)まして...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...――)誓約書現住所 兵庫県西宮市香櫨園××弁護士法学士 柿内孝太郎妻柿内園子明治卅七年五月八日生現住所 大阪市東区淡路町五丁目××番地会社員 綿貫長三郎次男綿貫栄次郎明治卅四年十月廿一日生右柿内園子ト綿貫栄次郎トハソノ各々ガ徳光光子ニ対シテ有スル緊密ナル利害関係ヲ考慮シ昭和某年七月十八日以降左ノ条件ノ下ニ骨肉ト変リナキ兄弟ノ交リヲ諦(てい)スベキコトヲ誓約シタリ一...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...お梅どんから知らして来て香櫨園から浜寺い駈(か)け付けるまでが一時間二...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...山柿や櫨紅葉のよいことはいふまでもない...
種田山頭火 「其中日記」
...・野原をよこぎるおもひでの月がかたむいた・櫨の一枝...
種田山頭火 「其中日記」
...櫨紅葉のよろしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...櫨紅葉は目さむるばかりである...
種田山頭火 「其中日記」
...この頃の櫨(はぜ)の葉のうつくしさはどうだ...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
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長塚節 「長塚節句集」
...この時の歌には 櫨紅葉燃殻のごと残りたる上に富士ある磯山の台 三方に涙の溜る海を見て伊豆の網代の松山に立つ 故なくば見もさびしまじ下の多賀和田木の道の水神の橋 などが数へられる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...非常に古い山櫨(さんざし)の木の列が...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ハゼノキを黄櫨だとしていた...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...黄櫨という一つの植物の片方だからハゼではない...
牧野富太郎 「植物記」
...山櫨(さんざし)の花束を彼女の方へ高く差し上げた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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