例文・使い方一覧でみる「櫛笥」の意味

...待レ明以見二櫛笥一... 待レ明以見二櫛笥一の読み方
高木敏雄「比較神話学」

...さらば其櫛笥の中に居らん... さらば其櫛笥の中に居らんの読み方
高木敏雄「比較神話学」

...私はすぐ石川の女郎の　　志可の海人（あま）は布（め）刈り塩焼き暇なみ櫛笥の小櫛取りも見なくに　を思ひ出した... 私はすぐ石川の女郎の　　志可の海人は布刈り塩焼き暇なみ櫛笥の小櫛取りも見なくに　を思ひ出したの読み方
平野萬里「晶子鑑賞」

...櫛笥殿北山大原の領地で銃もて大牝猴を覘（うかが）うに... 櫛笥殿北山大原の領地で銃もて大牝猴を覘うにの読み方
南方熊楠「十二支考」

...ふたかたに言ひもてゆけば玉櫛笥（たまくしげ）わがみはなれぬかけごなりけりと老人の慄（ふる）えた字でお書きになったのを... ふたかたに言ひもてゆけば玉櫛笥わがみはなれぬかけごなりけりと老人の慄えた字でお書きになったのをの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...「よくもこんなに玉櫛笥にとらわれた歌が詠（よ）めたものだ... 「よくもこんなに玉櫛笥にとらわれた歌が詠めたものだの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...貝姫は櫛笥左中将隆致（くしげさちゆうじやうたかむね）の女で... 貝姫は櫛笥左中将隆致の女での読み方
森鴎外「椙原品」

...櫛笥（くしげ）左中将隆致（たかむね）の女（むすめ）だったからである... 櫛笥左中将隆致の女だったからであるの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...櫛笥（くしげ）左中将隆致（たかむね）の女（むすめ）であり... 櫛笥左中将隆致の女でありの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...我が油じみし櫛笥（くしげ）の底をかき探れば... 我が油じみし櫛笥の底をかき探ればの読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集」

...もいちど櫛笥（くしげ）ノ間（ま）へ入って... もいちど櫛笥ノ間へ入っての読み方
吉川英治「私本太平記」

...櫛笥（くしげ）をとりかたづけて... 櫛笥をとりかたづけての読み方
吉川英治「私本太平記」

...すました櫛笥（くしげ）などを片寄せながら... すました櫛笥などを片寄せながらの読み方
吉川英治「私本太平記」

ランダム例文：
低目息休め出店

👨話題の人々👩