...ギフトとして人気のある檜扇...
...心身をリフレッシュさせるために檜扇を扇ぐ...
...夏の風物詩として、お祭りで檜扇を使う人が多い...
...檜扇を描いた絵は、和風のインテリアに人気がある...
...檜扇を作る職人さんによる講演会がある...
...吸口の方に玉藻(たまも)の前(まへ)が檜扇(ひあふぎ)を翳(かざ)して居る所が象眼(ざうがん)になつてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...○十四日檜扇(ひおうぎ)の花を植う...
伊藤左千夫 「草花日記」
...お肚(なか)の中ではね……オホホホホホ」と妻は耳輪を重たげに檜扇(ひおうぎ)で口許を掩(おお)って...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...わが名を申上げて拍手(かしわで)を打つと花瓶の檜扇(ひおうぎ)の花びらが落ちて葡萄の上にとまった...
寺田寅彦 「祭」
...檜扇がまた散った...
寺田寅彦 「祭」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...檜扇(ひおうぎ)を熱帯的に派出(はで)に仕立てたような唐菖蒲は...
夏目漱石 「思い出す事など」
...「今時分そんなものを出してどうするんだい」お延は檜扇(ひおうぎ)模様の丸帯の端(はじ)を膝の上に載せたまま...
夏目漱石 「明暗」
...細長く折目の付いた端(はじ)を出した金糸入りの檜扇模様(ひおうぎもよう)の帯は...
夏目漱石 「明暗」
...九尾の狐の化けたのか何んか――」「冗談言っちゃいけませんそんな檜扇(ひおうぎ)で品をつくる代物じゃありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五(いつ)ツ衣(ぎぬ)で檜扇(おうぎ)をさしかざしたといったらよいでしょうか...
長谷川時雨 「九条武子」
...供奉に從ひ給へる各妃殿下と、夕日微かにさし添ふ高殿の上を、それ/″\に漆の御髮長く後ろに垂れさせ、檜扇を御手に、とり/″\の色打ちかさねし御衣の裾長く引かせられ、御裾さばき鮮かに、二間置き位の隔たりにて練らせ給ふ御有樣、繪ならでは寫し難い...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
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横瀬夜雨 「花守」
...蒼(あお)い海づらに逆まく渦潮(うずしお)のあいだに漂(ただよ)う弓だの矢だの檜扇(ひおうぎ)だの緋(ひ)の袴(はかま)だのがいたましく瞼(まぶた)に映ってくるのであった...
吉川英治 「親鸞」
...その代りに、重盛の燈籠とか、景清の観音像とか、太刀とか、檜扇とか、緋おどし、卯の花のよろいとか、それらの物が、一堂の夕闇をモザイクして、妖(あや)しいまで古色にみちた息吹きを漂わせている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...胸に挟んでいた檜扇(ひおうぎ)が落ちたので...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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