...彼女は橢円形の指輪を身に着けていた...
...このプールは橢円形になっています...
...この図形は橢円の断面を表しています...
...橢円の長軸と短軸の比率を求めなさい...
...橢円形のパイを作りました...
...五分にも足らぬ長橢円形の...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...縁先(えんさき)に据(す)えてある切株の上の小さな姫蘆(ひめあし)の橢円形(だえんけい)の水盤(すいばん)へ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...正面には橢円形(だえんけい)の小さな鏡を立て...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ちょっと見ると宝石のようなその橢円形のものは...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...然るに歌麿はまづ橢円形(だえんけい)の顔を作り出(いだ)してその形式的なる面貌(めんぼう)の中(うち)にも往々生々(いきいき)したる精神を挿入(そうにゅう)し得たるは従来の浮世絵画中かつて見ざる所なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...むかし目に見馴れた橢円形(だえんけい)の黄いろい真桑瓜は...
永井荷風 「西瓜」
...長椅子と橢円形のテーブルと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...鯉を覘(ねら)ふ大鳶が両翼を傾けて池の上空に巨大な橢円形を描いてゐる...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...果穂は長橢円形で小枝の葉間に出で多数の三岐鱗片が鱗次し小さい翅果を擁している...
牧野富太郎 「植物記」
...枝端に生ずる毬果は長橢円形で下向し重なった鱗片がこれを擁しその鱗内に種子がある...
牧野富太郎 「植物記」
...そのいわゆるミドリの本の方に小鱗片ある長橢円形の草花が群着し...
牧野富太郎 「植物記」
...枝に互生して左右の二列に排(なら)び厚くして光沢があり広い橢円形を成して葉縁に細鋸歯を有する...
牧野富太郎 「植物記」
...花が済み日を経ると間もなく長橢円形なる実が熟しこの穎果が宿在している穎片※片の中に包まれているが...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち一はその裂片が単に長橢円形であるが一は狭長でその上縁の本に方に著しい一耳片が着いている...
牧野富太郎 「植物記」
...いわば二個の焼点を持った橢円形のような者であったのであります...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...それは徳川時代の政治界が橢円であったためであります...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...」そこへ雪が橢円形(だえんけい)のニッケル盆に香茶(こうちゃ)の道具を載せて持って来た...
森鴎外 「かのように」
...藁を橢円形(だえんけい)にあんで...
柳田国男 「母の手毬歌」
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