...衆生(ひとびと)の機根(せいしつ)に契(かな)う...
高神覚昇 「般若心経講義」
...衆生の機根万差(きこんまんじゃ)ですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...機根の勝れたる時代に相応する教えである...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...第二階は機根中等の人に相応する教義である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...お前と千手とは幼い時分から機根が違って居た...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...上人から褒められたほどの鋭い機根を備えて居るなら...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...自分と千手丸とは幼い折から機根が違って居る...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...自分の機根が優れて居ると云えるではないか...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...それら皆其の折の機根相応に神を見たる真実無妄(むまう)の経験として...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...末代に生まれた機根の衰えた衆生にとってまことにふさわしい教えである...
三木清 「親鸞」
...浄土他力の一法のみ時節と機根に適している...
三木清 「親鸞」
...末法という機根の劣った時代には相応しない教であるのに反して...
三木清 「親鸞」
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