...彼女はいつも機智が利いていて、面白い話題を出してくれる...
...彼は機智に富んだ返答で相手を驚かせた...
...彼女は機智が利いているので、仕事でも頼りになる...
...彼の機智に溢れた発言に、周りの人たちは驚きを隠せなかった...
...彼は緊急事態にも機智を発揮して、素早く正しい判断を下した...
...機智と諧謔とでもてなす心ぐみでいるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...更に多くの機智と諧謔と...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...僕は唯その男の機智に感じ入って...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...絢爛(けんらん)の才能とか、あふれる機智、ゆたかな学殖、直截の描写力とか、いまは普通に言われて、文学を知らぬ人たちからも、安易に信頼されているようでありますが、私は、そんな事よりも、あなたの作品にいよいよ深まる人間の悲しさだけを、一すじに尊敬してまいりました...
太宰治 「風の便り」
...機智に富んだベントレイ夫人への断り文句などを毎日のように話しあっていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...その人の機智と合理的な物の考え方と...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...まるで並はずれな縦横の機智をはたらかして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あの方は、あんな美しい、品のある、機智に富んだ、才藝のある婦人は、愛する筈ぢや...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...様式と機智と高い趣味と美とが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...きわめてリアルに機智的に諷刺し...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...それから作家でも吉屋信子の機智の土台のあの小説らしさなど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...耐忍と機智とは結局まで入用です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そいつを非常な機智と胆才でもって犯罪事件に応用して...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...人は敏活で機智の眼がするどく働いている...
吉川英治 「三国志」
...すぐ鋭い機智が働いて...
吉川英治 「三国志」
...半ば即興の機智かもしれない...
吉川英治 「私本太平記」
...良人を思い直させた彼女の尊い機智に涙ぐまれるのである...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...彼らが尚ぶのは酔歓であった、狂気であった、機智であった、露骨であった...
和辻哲郎 「転向」
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