...彼女はいつも機智が利いていて、面白い話題を出してくれる...
...彼は機智に富んだ返答で相手を驚かせた...
...彼女は機智が利いているので、仕事でも頼りになる...
...彼の機智に溢れた発言に、周りの人たちは驚きを隠せなかった...
...彼は緊急事態にも機智を発揮して、素早く正しい判断を下した...
...又機智に対する嫌悪の念は人類の疲労に根ざしている...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...咄嗟(とっさ)の機智...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...男の頭にあるすばらしい機智が浮ぶ...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...メダルの間違に乗じた彼の機智であったか...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...機智と推理を狙う暗号小説の材料にはなり得ないのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ちよつとほがらかな機智の話である...
大下宇陀児 「擬似新年」
...その機智と詩との困難をそれに相応して克服し...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...絢爛(けんらん)の才能とか、あふれる機智、ゆたかな学殖、直截の描写力とか、いまは普通に言われて、文学を知らぬ人たちからも、安易に信頼されているようでありますが、私は、そんな事よりも、あなたの作品にいよいよ深まる人間の悲しさだけを、一すじに尊敬してまいりました...
太宰治 「風の便り」
...無邪気な諧謔と機智に富んだ洒落とが...
徳田秋聲 「老苦」
...役にも立たない機智の作用が...
夏目漱石 「明暗」
...機智のために機智を弄する弄筆者流の惡皮肉で...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...あの方は、あんな美しい、品のある、機智に富んだ、才藝のある婦人は、愛する筈ぢや...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...柏軒の機智のあることが知られる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その独特の機智を以て...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一同につきものの機智諧謔が流れ始めた...
横光利一 「旅愁」
...人は敏活で機智の眼がするどく働いている...
吉川英治 「三国志」
...なかなか技巧や機智がはたらいているからである...
吉川英治 「三国志」
...廖化が仲達の機智を見破って...
吉川英治 「三国志」
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