...何かあまい物はないの葡萄酒はにがいわブリヂット蜂蜜がある(ブリヂットとなりの部屋にゆく)マアチンお前は機嫌をとるのがうまいなお婆さんは機嫌がわるかったよ...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...アンの機嫌をとるつもりで...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...念入りな象徴的祝辞文(つまり女王の御機嫌をとるための...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...仕事を少し怠けても御機嫌をとることがうまくて上役とか御主人の気に入っていると出世する...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それでもなお臧の機嫌をとることができなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...男の機嫌をとるのはなかなか骨が折れるだろう...
徳田秋声 「黴」
...」一寸機嫌をとるつもりで云ったんだが...
豊島与志雄 「童貞」
...この人は顔の怖いに似ず子供の機嫌をとることが上手だつた...
中勘助 「銀の匙」
...「怒ったのかね」福村は御機嫌をとると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それの御機嫌をとるようにしていたということ...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は驚いたが今更急に折れて機嫌をとる訳にも行かない...
中島敦 「南島譚」
...一揆が徘徊すると酒肴を出して御機嫌をとる向きもあったが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...王妃の御機嫌をとるつもりなのでした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...殿は私の機嫌をとるように言い出された...
堀辰雄 「ほととぎす」
...婦人の御機嫌をとるのは大変に苦手であり...
牧野信一 「断酒片」
...こんなに機嫌をとるあなたではありませんもの」「あははは」「かえって...
吉川英治 「三国志」
...必死に機嫌をとると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...手で、また声で、機嫌をとる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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