...其令弟で小樽にゐる...
石川啄木 「悲しき思出」
...去年の秋小樽に新聞を起した...
石川啄木 「病院の窓」
...その相談はどうせ小樽に着してからでなければ孰(いづ)れとも定められない事情であつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...小樽の漁業家と協同しようとする相談があることをもつけ加へた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...樽だのが並んでいた...
海野十三 「疑問の金塊」
...とつぜん樽に小さい煙突(えんとつ)みたいなものがはえた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...胴中(どうなか)がふくれて、あいきょうのある形をしている、その樽だった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...一升樽を枕にうとうとしてしまつた...
関根金次郎 「本因坊と私」
...樽の側板(がわいた)にがつがつしがみついていた連中は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...小樽へ連れ戻される所です...
豊島与志雄 「林檎」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...樽屋(たるや)の木之助(きのすけ)爺(じい)さんの話(はなし)では...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...樽拾いの小僧元吉...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「酒樽が二つや三つ空になつたと云つて...
牧野信一 「酒盗人」
...「僕はあと三日この天気が続いたら今度こそは吾家(うち)の酒樽を一杯に満して置かう...
牧野信一 「円卓子での話」
...その暗い三坪ばかりの土間に垢光りする木机と腰掛が並んで右側には酒樽桝棚...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...樽の中に仕掛けてある圧搾瓦斯(ガス)か何かで膨らますに違いないと思われるんですが...
夢野久作 「暗黒公使」
...樽神輿を抛(ほう)りだしたのである...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
便利!手書き漢字入力検索