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饗庭篁村 「木曾道中記」
...智恵子は樹々の間を其方(そなた)に抜け此方(こなた)に潜る...
石川啄木 「鳥影」
...數知れぬ樹々の梢は參差として相交つてゐる...
石川啄木 「鳥影」
...樹々は枝を自在に伸ばして...
梅崎春生 「庭の眺め」
...樹々の中では、モミジの葉がいちばん綺麗(きれい)だ...
梅崎春生 「庭の眺め」
...高城が樹々のかげに見えなくなるまで...
梅崎春生 「日の果て」
...簇生している樹々の下に...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...違った種数の松の樹が附近の樹々よりも正味四五十フィートも高く聳えているので...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...14.樹々は青み...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...森の鳥や樹々もそれを聞いて泣き...
太宰治 「ろまん燈籠」
...すべてのものが――空も建物も裸になった樹々も...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...樹々の倒れるもの数知れず...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...そよ風に陰深いさ枝を動かす樹々を眺めた...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...あたりの樹々は少しずつ様相を変えて...
山本周五郎 「新潮記」
...夕立にぬれた樹々の間に...
吉川英治 「源頼朝」
...靄(もや)が樹々のこずえに絡(から)んで氷の花になるという寒さなのに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この山の樹々のうちにも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そうして樹々の間に漂うている生々の気は...
和辻哲郎 「樹の根」
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