...唯素樸に単純に否定してゐるのではなく...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...其風采や質樸無難にして具(つぶ)さに平凡の極致に達し...
石川啄木 「雲は天才である」
...今もなほ樸直の人を欺いてゐるあの永久といふものは...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「落葉」
...敦兮其若レ樸...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...彼女は樸実だが野卑ではない...
種田山頭火 「其中日記」
...気風もまた淳樸(じゆんぼく)であつた...
田山録弥 「スケツチ」
...それを質樸(しつぼく)な婆さんと見たのがこちらの誤りであったか……そんなことを思った...
近松秋江 「霜凍る宵」
...挙動がなんとなく無骨で素樸(そぼく)であった...
寺田寅彦 「子猫」
...ランニングシャツにパンツ姿の樸訥(ぼくとつ)な後姿に...
富田常雄 「刺青」
...そこでここにいた権大属石原樸氏も藩庁へ来て...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...上古の純樸な自然詩や...
萩原朔太郎 「青猫」
...まあ何んという素樸(そぼく)な呼びかたで...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...素樸な愛嬌(ユーマー)や抒情味も深く...
牧野信一 「浪曼的時評」
...此より後樸忠は下の諸職を命ぜられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」樸忠は用人として文政七年七月二十七日に「江戸在番」を仰附けられ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...とりわけ人情が惇樸(じゅんぼく)でかつ無智であったように思われるからである...
柳田国男 「山の人生」
...寺内(じない)へ入(はひ)つてヂヨツトの筆に成る粗樸(そぼく)にして雄健(ゆうけん)な大壁画に見恍(みと)れた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...純樸(じゅんぼく)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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