...「東亜連盟」誌上の橘樸氏の発表に対しては...
石原莞爾 「最終戦争論」
...今もなほ樸直の人を欺いてゐるあの永久といふものは...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「落葉」
...文士相樸(ぶんしずまふ)が盛(さか)んな頃(ころ)なので...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...敦としてそれ樸のごとく...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...気風もまた淳樸(じゆんぼく)であつた...
田山録弥 「スケツチ」
...他方は質樸ならざるを以て英雄の本色となす...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...原始の單純素樸なる自然定律の時代から...
萩原朔太郎 「青猫」
...コドモメ!』つてね――それから樸たちはまた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私は「麥藁帽子」のやうな手法の素樸さに身をゆだねられたのだらう...
堀辰雄 「小説のことなど」
...その霊麗なる純樸味...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...人民多くは淳樸の風を失い...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...樸忠は忠寛の二子にして立嫡(りつてき)の命を受けた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...下(しも)の樸忠の履歴が成り立つ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此より後樸忠は下の諸職を命ぜられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」此時樸忠は正に四十歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...僕歓婢笑皆愚樸...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかも淳樸なものらしい...
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin 森林太郎訳 「フロルスと賊と」
...寺内(じない)へ入(はひ)つてヂヨツトの筆に成る粗樸(そぼく)にして雄健(ゆうけん)な大壁画に見恍(みと)れた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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