...今もなほ樸直の人を欺いてゐるあの永久といふものは...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「落葉」
...敦(とん)としてそれ樸(ぼく)のごとく...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...見るからに素樸(そぼく)な風体...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼女は樸実だが野卑ではない...
種田山頭火 「其中日記」
...田舎(いなか)の人の質樸(しつぼく)さと正直さはそのような投げやりな事は許容しない...
寺田寅彦 「田園雑感」
...つまり淳樸(じゅんぼく)な...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...世に伝うるマロリーの『アーサー物語』は簡浄素樸(そぼく)という点において珍重すべき書物ではあるが古代のものだから一部の小説として見ると散漫の譏(そしり)は免がれぬ...
夏目漱石 「薤露行」
...詩の表現は素樸なれ...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...殊に庭の襁褓(おしめ)が主人の人格を七分方下げるように思ったが、求むる所があって来たのだから、質樸な風をして、誰(たれ)も言うような世辞を交(ま)ぜて、此人の近作を読んで非常に敬服して教えを乞いに来たようにいうと、先生畳を凝(じっ)と視詰(みつ)めて、あれは咄嗟(とっさ)の作で、書懸(かきかけ)ると親類に不幸が有ったものだから、とかいうような申訳めいた事を言って、言外に、落着いて書いたら、という余意を含める...
二葉亭四迷 「平凡」
...素樸を装ひながら旅人を見る眼には仲々陰険な...
牧野信一 「るい」
...雅樸に偏する者は百姓と言ひ鍬(くわ)と言へば則ち以て直ちに是(ぜ)とし...
正岡子規 「俳諧大要」
...(前項雅樸婉麗の条をも参照すべし)一...
正岡子規 「俳諧大要」
...例へば雅樸なる句をものするには甚だ句調の和合(わごう)に長じながら...
正岡子規 「俳諧大要」
...それは第一の階梯の如く材料を素樸に再現するのでなく...
三木清 「歴史哲學」
...かかる質樸にして和気靄々(あいあい)たる良風俗あり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...」樸忠は用人として文政七年七月二十七日に「江戸在番」を仰附けられ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樸斎に「弔高滝常明君墓」の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...とりわけ人情が惇樸(じゅんぼく)でかつ無智であったように思われるからである...
柳田国男 「山の人生」
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