...聖胎長養(せいたいちやうやう)の機を誤らざりし九霞山樵の工夫(くふう)なるべし...
芥川龍之介 「骨董羹」
...又高田の藩士(はんし)材用にて樵夫(きこり)をしたがへ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...次に目録の專書としては、崇文總目、鄭樵の藝文略、焦弱侯の國史經籍志を擧げたり...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...鄭樵の苛酷な批評も必ずしも全然當らずとは云ひ難いが...
内藤湖南 「支那目録學」
...鄭樵の通志にある藝文略・校讐略が目録學に與へた新らしい考である...
内藤湖南 「支那目録學」
...鄭樵は理論を考へ...
内藤湖南 「支那目録學」
...樵が金石略・圖譜略の如きものを古來始めて作つて居りながら...
内藤湖南 「支那目録學」
...樵夫分け入る鬼怒沼山...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...古い木樵り道は上の千挺木の尾根にあるが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...今日(こんにち)田舍(ゐなか)の樵(きこり)や農夫(のうふ)が山(やま)へ行(ゆ)く時(とき)に...
濱田青陵 「博物館」
...樵夫にもおうた...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...月樵(げっしょう)の『不形画藪(ふけいがそう)』を得たるは嬉し...
正岡子規 「病牀六尺」
...「隣是樵家兼仏寺」と云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それを悲しみ歎いて独りおる樵夫の家へ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...木樵(きこり)・草苅(くさかり)・狩人(かりうど)の群が...
柳田国男 「山の人生」
...捨てられた古い樵夫(きこり)小屋に手をいれたものである...
山本周五郎 「風流太平記」
...炭焼や木樵(きこり)まで...
吉川英治 「親鸞」
...樵夫(きこり)となって同居しながら...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索