...たとへば巻一の「姉(あね)の異見耳痛樫木枕(みみいたいかたぎまくら)」を見よ...
芥川龍之介 「案頭の書」
...樫木坂と屏風を立てたようなところを登って行くと...
田中英光 「箱根の山」
...庭木(にわき)や境の樫木は売られて切られたり掘られたりして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...久志本(くしもと)屋敷の棒杭から樫木までの七八町のあいだが寄り場になっておるんでございます...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その先に立って来た御歩行(おかち)の樫木万右衛門(かしぎまんえもん)は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...もうひとり樫木万右衛門(かしぎまんえもん)である...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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