...それが横這(よこば)いに歩いていると...
芥川龍之介 「猿蟹合戦」
...横這ひの蟹でも矢張飛ぶことがあると見える...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...横這(よこば)ひに...
泉鏡太郎 「艶書」
...蟹の横這といふ處を鐵鎖によりて横に這ひゆき...
大町桂月 「妙義山の五日」
...横這いに草のなかに姿を隠してしまった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...虫のように横這いするのだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...狭い出張りを横這いに...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...あぶない横這いの足許(あしもと)...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...知能が横這いする...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...さっきから中腰になって立っているからな……横這いかなにか知らないが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...――堀の岸に横這(よこば)いのかたちで枝を伸ばしている...
山本周五郎 「青べか物語」
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