...或時は高楼酒を呼んで家国の老雄と縦談横議し...
石川啄木 「閑天地」
...初めの程は唯面喰つた形であつたが後には澁々ながら私の横議を承認し氣の毒な程しよげて了つた...
橘樸 「支那を識るの途」
...臂(ひじ)を攘(かか)げて横議(おうぎ)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...而して京都にある横議の処士...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...当路に立てば処士横議(しょしおうぎ)はたしかに厄介なものであろう...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...さしも横議横行を逞(たくま)しうする大藩の勤王浪士といえども...
中里介山 「大菩薩峠」
...浮浪の処士が横議(おうぎ)して徳川政府の政権を犯すが故にその罪人を殺したのである...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...――近頃は國事横議ばやりにて...
吉川英治 「折々の記」
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