...横山さんは落盤事故で重傷を負ったそうです...
...【櫻島の各部落】島は略々圓形を爲し、周回九里三十一町、東西櫻島の兩村あり、西櫻島村には赤水、横山、小池、赤生原(アカフバル)、武、藤野、松浦、西道(サイドウ)、二俣、白濱の十大字あり、東櫻島村には野尻、湯之、古里、有、脇、瀬戸、黒神、高免の八大字あり、大正二年度に於て戸數三千百三十五戸、人口二萬一千九百六十六人を有せり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...今日横山に吹聽した...
石川啄木 「病院の窓」
...聞くとこの横山は蚊が非常に多く蚤も多いとのことであつた...
高濱虚子 「横山」
...横山大観や菱田春草等と共に大きな日本画の改革をやり出した...
高村光太郎 「美術学校時代」
...三日、癸卯、小雨灑ぐ、義盛粮道を絶たれ、乗馬に疲るるの処、寅剋、横山馬允時兼、波多野三郎、横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し、腰越浦に馳せ来るの処、既に合戦の最中なり、仍つて其党類皆蓑笠を彼所に棄つ、積りて山を成すと云々、然る後、義盛の陣に加はる、義盛時兼の合力を待ち、新羈の馬に当るべし、彼是の軍兵三千騎、尚御家人等を追奔す、義盛重ねて御所を襲はんと擬す、然れども若宮大路は、匠作、武州防戦し給ひ、町大路は、上総三郎義氏、名越は、近江守頼茂、大倉は、佐々木五郎義清、結城左衛門尉朝光等、各陣を張るの間、通らんと擬するに拠無し、仍つて由比浦並びに若宮大路に於て、合戦時を移す、凡そ昨日より此昼に至るまで、攻戦已まず、軍士等各兵略を尽すと云々、酉剋、和田四郎左衛門尉義直、伊具馬太郎盛重の為に討取らる、父義盛殊に歎息す、年来義直を鍾愛せしむるに依り、義直に禄を願ふ所なり、今に於ては、合戦に励むも益無しと云々、声を揚げて悲哭し、東西に迷惑し、遂に江戸左衛門尉能範の所従に討たると云々、同男五郎兵衛尉義重、六郎兵衛尉義信、七郎秀盛以下の張本七人、共に誅に伏す、朝夷名三郎義秀、並びに数率等海浜に出で、船に掉して安房国に赴く、其勢五百騎、船六艘と云々、又新左衛門尉常盛、山内先次郎左衛門尉、岡崎余一左衛門尉、横山馬允、古郡左衛門尉、和田新兵衛入道、以上大将軍六人、戦場を遁れて逐電すと云々、此輩悉く敗北するの間、世上無為に属す、其後、相州、行親、忠家を以て死骸等を実検せらる、仮屋を由比浦の汀に構へ、義盛以下の首を取聚む、昏黒に及ぶの間、各松明を取る、又相州、大官令仰を承り、飛脚を発せられ、御書を京都に遣はす...
太宰治 「右大臣実朝」
...これを」横山はその膳を吉平の前へ置いた...
田中貢太郎 「義人の姿」
...横山町へ驅け付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...行先は横山町の遠州屋...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宏大な横山主計の屋敷...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...横山主計(よこやまかずへ)樣」「大方見當は付いて居りました」「成程...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役人横山五助――それからおのが店の子飼いの番頭...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この不幸をきっかけにして、土部三斎や、横山、浜川と言ったような、奸佞(かんねい)暴慾な武士たちは、だんだんに、雪之丞の計略の罠(わな)に陥ちてゆくであろう...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...八その横山五助、どうにかして、浪路の行方を突き止め、土部家へ戻そうとして、たった今まで、心を砕き、この小家をとうとう発見したのであったが、人間の慾念というものは、奇(あや)しいものだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一四横山五助の、最後のうめきが、まだ耳に残っている浪路、気も上擦って、闇の小径を、それぞ音羽の通りと思われる方角を指して、ひた駆けに駆けつづけたが、息ははずむ、動悸は高ぶる、脚のすじは、痙(ひ)き攣(つ)ッて、今はもう、一あしも進めなくなるのを、やッとのことで、町家の並んだ、夜更けの巷路(こうじ)まで出ると、――ウ、ウ、ウ、ワン、ワン!と、突然、吠えついた犬――人こそ殺したれ、かよわい女気(おんなぎ)の、小犬が怖さに、また、やぶけそうな心臓を、袂で押えて急いだが、小犬はどこまでもと、吠え慕って、やがて、それが、二匹になり、三匹になる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...横山町(よこやまちょう)の家を漆器店(しっきみせ)のみとし...
森鴎外 「渋江抽斎」
...藤吉郎はひそかに横山城を出...
吉川英治 「新書太閤記」
...横山へ行ったほど日数をわざとおいて...
吉川英治 「平の将門」
...薩摩(さつま)の横山正太郎などの正直者は...
吉川英治 「松のや露八」
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