...大(おおき)な支那革鞄(しなかばん)を横倒しにして...
泉鏡花 「婦系図」
...さつと横倒しに倒れかかつて...
薄田泣菫 「旋風」
...右巻の尖つた屋根を横倒しに...
薄田泣菫 「独楽園」
...妙子は横倒しにしていたテーブルを普通の位置に立て直して...
谷崎潤一郎 「細雪」
...くず折れるようにぐったりと横倒しに倒れてしまう...
寺田寅彦 「空想日録」
...白い浴衣地の寝間着のまま横倒しに蹲っていた...
豊島与志雄 「死の前後」
...麻縄にとりついて横倒しになった長太は直ぐに起き上りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゴロリと横倒しになり...
中里介山 「大菩薩峠」
...横倒しに倒れかかって自分の面を上から撫でおろした一件の物を...
中里介山 「大菩薩峠」
...袂(たもと)が触って一基の燭台を横倒しにしてしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それが高くふりあげられ、力を込めてまつすぐに打ちおろす時、あれらの家屋は破壞され、めちやくちやになり、警官の如きもの、隊長の如きもの、ビア樽の如きもの、横倒しにされ、その遠心力でもつて舞臺の圈外へ吹つとばされる...
萩原朔太郎 「宿命」
...ようやく横倒しになって沈没してしまった...
久生十蘭 「海難記」
...石の高麗狗(こまいぬ)は二つながらごろりと横倒しになっている...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...それなり横倒しにころがったのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...お咲はかけ出して横倒しに梯子を拂つてしまひ...
室生犀星 「命」
...彼はその姿勢のまま横倒しになった...
山本周五郎 「七日七夜」
...横倒しになつたりした...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...横倒しに倒れた大きな直い幹から直角に伸び出でた枝とも蘖(ひこばえ)ともつかぬ二三本がそれぞれ一抱え以上の大きな木となって並び立っているのもある...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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