...その暇にも権高(けんだか)な伯爵夫人の顔だちに...
芥川龍之介 「舞踏会」
...頗(すこぶ)る権高なものさ...
泉鏡花 「歌行燈」
...売ってもらえたモリナーレ夫人は権高い無口な二十七...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...其(それ)は権高(けんだか)な御後室様の怒声よりも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...平生権高(けんだか)で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いよいよ権高くなってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...五年前に済んでいますからね」醒ヶ井の権高い言いがかりと...
中里介山 「大菩薩峠」
...やや権高(けんだか)い令夫人ぶりであった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...権高(けんだか)に言つたが...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...現執権高時の田楽(でんがく)(土俗的な歌舞)ずきも...
吉川英治 「私本太平記」
...執権高時のそばで小姓役をつとめ...
吉川英治 「私本太平記」
...執権高時の剃髪に殉じて...
吉川英治 「私本太平記」
...誰もが執権高時の“君主的暗愚”は...
吉川英治 「私本太平記」
...――上座の執権高時が...
吉川英治 「私本太平記」
...まずは執権高時の御病気伺いなどもすまし...
吉川英治 「私本太平記」
...さきの執権高時の無二の愛臣というだけでもう彼を特別な羽ブリの人物としかみてないが...
吉川英治 「私本太平記」
...かねて執権高時の厚い信任をうけて...
吉川英治 「私本太平記」
...鎌倉幕府、執権高時、すべて昨日の覇府(はふ)は地上から消えた...
吉川英治 「私本太平記」
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