...それより二三の権威ある実例によって...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...ともかくそれを生物学の権威ある学会として知られていたリンネ学会に送りました...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...権威ある送信局から出るものは...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...歴史的に権威ある“Ye Old White Horse”のまえには...
谷譲次 「踊る地平線」
...知的世界の入り口となるどこぞの権威ある大学の門を叩こうとしているわけでもない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...家長である父の権威ある欲望によって長く抑圧されて来た...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自然科学の領域に於ては権威ある専門家であっても...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...権威ある自然科学書の出版・翻訳・も岩波書店のものに多いことをつけ加えねばならぬだろう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...権威ある根拠によって立っているのだから...
戸坂潤 「社会時評」
...「権威ある」科学者から最も敬遠され又は最も憎まれているのはマルクス主義乃至所謂唯物弁証法なのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...新しい権威ある客を乗せて...
中里介山 「大菩薩峠」
...権威ある道徳律として存在できなくなるのはやむをえない上に...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...権威ある文学報国会の小説部会によって会葬を営まれるの...
正宗白鳥 「弔辞(徳田秋声)」
...従って彼れの記述は最高の権威あるものと考えてよかろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あのようにたくさんの権威ある諸説に準拠しなければならない学問...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「会議」全体をいかにも権威あるものとして見なければならぬ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はカプア市における最も権威ある人物であったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その新智識と新思想は角帽や金釦を馬鹿にするだけの権威あるものでなければならぬ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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