...英京ろんどん――その age old な権威ある凝結のなかに...
谷譲次 「踊る地平線」
...知的世界の入り口となるどこぞの権威ある大学の門を叩こうとしているわけでもない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...之は前に云ったようにルネサンス以来の権威ある旧約に応うものであった...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...図書やその他の資料の権威ある収集を企てることは一国の文化政策の最高の内容の一つをなすものだが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...教学の権威ある拠典となる時...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...そのうちでも権威ある学者によって書かれたもので内容が殊に充実している記事...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...権威ある連中の来た時など...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...一五年にフォンターネ賞というかなり権威ある文学賞を受けた...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...権威あるドイツの定期刊行物からとったもので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かくの如き和漢数学史の包括的にて権威ある著述が作られ候わば...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...権威あるもののように堂々とたじろがないで立っている人を唯単にそれだけの理由で真に権威あるものと信じてしまったり...
三好十郎 「恐怖の季節」
...我々がもし哲学的論証と同じように権威あるものとして受けいれることができるなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハンニバルの権威ある言葉を借りて来るまでもなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「会議」全体をいかにも権威あるものとして見なければならぬ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...恐らくこの原稿が出版されましたならば世界有数の権威ある刺青の研究書になるであろうと信じます...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...それも、権威ある寺では、立ち入りなど許さぬが、藤井寺は往年の洪水(こうずい)で荒廃したままだった...
吉川英治 「私本太平記」
...これを指摘することは彼が権威ある学者であるためにより必要であり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...その言説は権威あるものとして尚ばれていたであろう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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