...この地方特有の方言は、標準語に似ても似つかない独自の言葉が多い...
...標準語はわかるけど、東京弁はちょっと難しいかも...
...日本語教育では、標準語を学ぶことが重視されるため、「俚言」の使用は避けられがちである...
...「西諺で話すと通じないから標準語で話してくれ」...
...西諺と標準語の違いは発音や表現方法にある...
...近頃ラヂオが発達して標準語の勢力を広めてゐるので...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...一応標準語であった...
梅崎春生 「幻化」
...また努力して標準語を使っても...
太宰治 「惜別」
...奥州人特有の聞きぐるしき鼻音の減退と標準語の進出とを促し...
太宰治 「津軽」
...たいへん早く標準語に直ってしまいました...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...女にとって最も非美的なのは標準作法や標準語であると...
豊島与志雄 「風俗時評」
...実は標準語と来たら自分が怪しかつたので...
牧野信一 「熱海線私語」
...標準語を知ることが是非とも必要であるということに異論のあるはずはないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...仮に琉球の人がその美しい歌を琉語ではなしに標準語に訳して唄(うた)ったとしましょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...しかも標準語でヂゴヱ(地聲)といふところを...
柳田國男 「食料名彙」
...ついにトコロテンが標準語になってしまったのである...
柳田國男 「食料名彙」
...岨という標準語は普通水流に臨んだ高岸にのみ用いられるが...
柳田國男 「地名の研究」
...先ず最初には標準語として承認せられているツクシであるが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ヨシキリという名なども今日は標準語に編入せられているが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...標準語の地位を占め他を改訂する力を具(そな)えるにいたって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...こうなると標準語の決定ということは...
柳田国男 「雪国の春」
...当時五十五歳)――同人妻子数名――余(よ)(W氏)――以上――【注意】 甚しき方言なるを以て標準語に近づけて記載す...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...文部省でしきりに云つてゐる日本の標準語にさへ未だなつてゐないのである...
吉川英治 「折々の記」
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