...樗牛全集の五冊だった...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...ほとんど十年近くも読んだことのない樗牛をまたのぞいてみる気になったのは...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...高山樗牛は不幸にもこれ等の特色を無視してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...どうせ一度(ど)は樗(あふち)の梢(こずゑ)に...
芥川龍之介 「藪の中」
...高山樗牛が『太陽』に拠つて...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...樗(おうち)の木が多く植えてあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...瀧田樗来談...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...『江戸名家墓所一覧』の一書を著せし老樗軒(ろうちょけん)の主人を以てまづはその鼻祖ともなすべきにや...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...それゆえ樗(ちょ)の方を臭椿(しゅうちん)といい椿(ちん)の方を香椿(こうちん)と称えて区別しているがその香椿の支那音がヒャンチンなんです...
牧野富太郎 「植物記」
...古人の奈良四季の句を挙ぐれば奈良阪や畑(はた)打つ山の八重桜旦藁(たんこう)蚊帳(かや)を出て奈良を立ち行く若葉かな 蕪村菊の香や奈良には古き仏たち 芭蕉奈良七夜(ななよ)ふるや時雨(しぐれ)の七大寺樗堂(ちょどう)の如し...
正岡子規 「俳諧大要」
...下仕えは樗(おうち)の花の色のぼかしの裳(も)に撫子(なでしこ)色の服...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...老樗軒(らうちよけん)の墓所一覧に云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「偶作」中にも亦「樗材居世不如愁」...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樗園は善く琴(きん)を鼓した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樗門(おうちもん)へ出仕(しゅっし)いたしますゆえ...
吉川英治 「私本太平記」
...都の東獄の門前にある樗(おうち)の木に梟(か)けられました」と...
吉川英治 「源頼朝」
...樗陰は墨をすりながら...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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