...尤も僕は樋口氏のやうに...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...樋口の十郎兼光の逆櫓(さかろ)の松も栄え...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...「そこに樋口って書いてあるでしょ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...首実検6・27東京日日(夕)師範学校の二部生の試験答案に、坪内逍遙とは、坪のなかをぶら/\歩くこと、樋口一葉とは、憲政会でちやきちやきの代議士だといふのがあつたといつて、大分(だいぶん)世間の笑ひ草になつてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...交換女の声で「午前中にこちらの樋口さんが伺ひますから」と言ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口が来て重役連が「さらば」に不賛成だから変へろと言ふ由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハネ後、樋口とルパンへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...演出家穂積・樋口・菊田に舞台課の畑で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...午後、樋口が来訪、契約が六月で切れるのでその継続についての話、何しろ東宝は二年間に二百円しか上げて呉れなかったところだ、条件をよくして呉れなくてはやり切れんと言っとく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口を誘って理髪しに行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口曰く「那波も重役になったらいさゝかおさまっとる」と...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから樋口大祐を誘ひ夕食を早めに風月堂で食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口さんは、七本目の注射を用意して立っていた...
室生犀星 「童子」
...樋口さんも大したことではないと言っていた...
室生犀星 「童子」
...すぐ家へかえり使(つかい)を樋口さんへ出した...
室生犀星 「童子」
...さアもう行きましょうと云って樋口君から歩き出す...
横光利一 「欧洲紀行」
...敵将樋口三郎兵衛以下...
吉川英治 「新書太閤記」
...それがしどもは、御城代樋口殿と、年来親しい間がらの者でござる...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索