...股肱の臣樋口次郎兼光をして行家を河内に討たしむるや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...背後の小暗い庭にある半分氷の溶けた樋口の滴りも...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...午後谷口(うさぎや)樋口(萬年堂)二氏來話...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...那波・樋口と銀栖鳳へ行き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口はゆふべからのベロ酔い...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口と柳で今朝で牛肉食って...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口付添、三益と共に慰問を済ませて、文ビルへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...那波氏と樋口を東宝ビルに迎へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口来り、千秋楽を三十日迄日のべし、三十一日もやって献金しろと言ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...樋口のプライヴェート室で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...歌人與謝野晶子氏と小説家樋口一葉女史以外に...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...やがて少年の日の若き心の喜びに、古き新しきのわかち無くさまざまの書讀み初めしより、何れは勝れたる人々の作の嬉しかりしが多かりし中にも、今は世になき人にては尾崎紅葉先生、齋藤緑雨先生、樋口一葉女史、稍々遲れては國木田獨歩先生の御作など殘りなく求め讀みしが、思ふにわれはただにその人々の作品の嬉しかりしのみならず、その人となりの更に一層なつかしかりしを否む事能はざるべし...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...」医者の樋口さんも毎時(いつ)ものように強情な私を知っているため賛成したのである...
室生犀星 「童子」
...樋口さんとは私が田端へきて八年にもなる知合いであった...
室生犀星 「童子」
...之をみれば山村九右衛門樋口小兵衛なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樋口次郎兵衛が付家老というかたちで...
山本周五郎 「菊千代抄」
...樋口君が一週間ぶりに這入って来て...
横光利一 「欧洲紀行」
...樋口君が真っ青になり...
横光利一 「欧洲紀行」
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