...樊(はんかい)はきっとなって眼の色を変えたが...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...樊どのも、あの女房に逢われなかったら、どうして発心なさることが出来ましたか、いずれも/\色こそ変れ思いも寄らないはずみから道心を催すのです、あながちに悪をも嫌ってはなりませぬ、悪は善の裏なのです、恋をも厭ってはなりませぬ、恋は心の細かいところから起るのです、かの一大事は心の細かい人でなければ思い立つことは叶いませぬ、と、そう云って語り合うのであった...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...長安へ向って、殺到した張済、樊稠の軍は、行くほどに、勢いをまして、「董卓(とうたく)の仇をとれ」「朝廷をわが手に奉ぜよ」と、潮の決するような勢いで、城下へ肉薄して行った...
吉川英治 「三国志」
...右将軍の樊稠(はんちゅう)に追いつかれて...
吉川英治 「三国志」
...樊稠のうしろへ廻って...
吉川英治 「三国志」
...樊の化身(けしん)を見るようだ」と...
吉川英治 「三国志」
...やがて樊城(はんじょう)へ逃げ帰ったのは僅々二千にも足らなかったという...
吉川英治 「三国志」
...軍師(ぐんし)の鞭(むち)一樊城(はんじょう)へ逃げ帰った残兵は...
吉川英治 「三国志」
...やむなく、彼も参加して、総勢二万五千――先の呂曠、呂翔の勢より五倍する兵力をもって、樊城を発した...
吉川英治 「三国志」
...どうして樊城など攻め取れようか」「戦略の妙諦(みょうてい)...
吉川英治 「三国志」
...「樊城は守るに適さない」という単福の説もあって...
吉川英治 「三国志」
...樊城(はんじょう)へ入った...
吉川英治 「三国志」
...樊城(はんじょう)の魏軍は...
吉川英治 「三国志」
...樊川(はんせん)へ向って立つからには...
吉川英治 「三国志」
...樊城を一揉みに踏みつぶさずにはおかん」王甫(おうほ)は膝を進めて...
吉川英治 「三国志」
...樊城(はんじょう)へ出陣の前...
吉川英治 「三国志」
...樊瑞(はんずい)――あだ名を(混世(こんせい)魔王)李袞(りこん)――あだ名を(飛天大聖(たいせい))項充(こうじゅう)――あだ名を(八臂那(はっぴなだ))という者たちで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...樊瑞(はんずい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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