...柿の木の下から背戸へ抜け槇屏(まきべい)の裏門を出ると松林である...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...ひろ坊」「うん」「この木の上へほりあげてやろうか」そこには枝の延びた槇の木があった...
田中貢太郎 「春心」
...お慰みに御覧あそばしませぬか」お槇はお梅をはじめ一行を誘って楊枝店へ往った...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...お前さんからお悔みを言つて貰ふ筋合ひはありませんよ」それは母親のお槇(まき)の聲でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はもう木から落ちた猿で」お槇は日頃の因業さをかなぐり捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...槇氏は想像してみるのでした...
原民喜 「廃墟から」
...槇氏は開業医をしてゐたので...
原民喜 「廃墟から」
...僕はそれが槇ではないかと疑ふ...
堀辰雄 「不器用な天使」
...それに何處か似てゐる槇の肩である...
堀辰雄 「不器用な天使」
...彼女がいま無意識のうちにヤニングスの肩と槇の肩をごつちやにしてゐるのだと信じる...
堀辰雄 「不器用な天使」
...「飮むかい」槇は自分のウイスキイのグラスを女の前に置いた...
堀辰雄 「不器用な天使」
...女はだんだん露骨に槇に身體をくつつけて行きながら...
堀辰雄 「不器用な天使」
...なまいきだ! ねえ槇君...
槇本楠郎 「掃除当番」
...槇君が突つこみました...
槇本楠郎 「掃除当番」
...大町さん槇さん宮本どこか特別の相談会をおもち下さい...
宮本百合子 「往復帖」
...槇有恒氏の山についての本はどんなその間の機微を語っているか知らないけれど...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...槇と云う名からして中年の寛容な父親を思わせる様なのに...
宮本百合子 「後庭」
...槇氏について不圖思ひ出すことは...
吉江喬松 「山岳美觀」
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