...うよ/\槇屏の蔭に遊んでゐる...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...一一槇村君の問に答へてゐたが...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...槇村君は大町桂月の紀行を讀んで來て...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...私たち三人――私と虚山・槇村兩君――は馬を下りた...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...槇氏は近頃上海から復員して帰つて来たのですが...
原民喜 「廃墟から」
...桐のずんどに高野槇(こうやまき)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...槇子の隣りの揺椅子(ロッキング・チェア)には...
久生十蘭 「キャラコさん」
...槇子の意地悪も我儘もみな忘れてしまった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...槇子を水の上へ押しあげながらいっしんに泳いでいるが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「ちよつと病氣をしてゐたんだ」槇が僕を見つめる...
堀辰雄 「不器用な天使」
...「槇はやつとあいつを捕まへたところだ」それから別の聲がする...
堀辰雄 「不器用な天使」
...それが急に槇の大きな肩を思ひ起させたからである...
堀辰雄 「不器用な天使」
...それを槇に渡した...
堀辰雄 「不器用な天使」
...僕の腕時計を手にとつて見てゐる槇を...
堀辰雄 「不器用な天使」
...そして僕はそこに槇の現在の苦痛を見出すやうな氣がした...
堀辰雄 「不器用な天使」
......
槇本楠郎 「赤い旗」
...元気な槇(まき)君はそれを両手にさげて...
槇本楠郎 「掃除当番」
...祥子は槇子を待ちあぐんでいた...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
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