...超世の奇才を抱いて空しく三尺の蒿下に槁死することを得ず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...形容の枯槁(ここう)している事は...
芥川龍之介 「仙人」
...形容枯槁(ここう)して喪家(そうか)の狗(いぬ)の如く...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...槁根津日子(さをねつひこ)といふ名を賜ひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...憔悴枯槁せる自己を観る...
種田山頭火 「其中日記」
...神はわが枯槁(こかう)の残生に意味あらせんとて...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...枯槁(こかう)の躯...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...唖々子は既に形容(けいよう)枯槁(ここう)して一カ月前に見た時とは別人のようになっていたが...
永井荷風 「梅雨晴」
...いわゆる形容枯槁(ここう)の人となり...
野中到 「寒中滞岳記」
...虎列剌の特徴になっておる形容の枯槁(ここう)もなければ痴呆面(こけづら)もしていない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そして三年目に花を咲かせてその年に枯槁し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その草が老いて漸次に枯槁し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...羊を経るの余は必ず悴槁(かれ)る...
南方熊楠 「十二支考」
...形容枯槁(ここう)し...
南方熊楠 「十二支考」
...されば例の似而非(えせ)神職ら枯槁せぬ木を枯損木として伐採を請願すること絶えず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
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