...あれを書いたのを榮さん(生徒の名)から借りて寫したんですよ...
石川啄木 「雲は天才である」
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伊良子清白 「孔雀船」
...身はうつし世の榮(はえ)にまぎるゝとがめびと...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...人民(おほみたから)榮えなむ」とのりたまひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...一門の榮華は何れの國...
高山樗牛 「瀧口入道」
... 80他の群神に遠ざかり其光榮に誇らひて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...どこからともなく榮之助と吉兵衞が蛇のやうにするすると...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼の虚榮心が、ある特別な形に變化していたことは、前にも一言しておいた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...榮譽とする所たるは無論なる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...日本では名譽心――榮譽心が一番に尊い...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...曾(か)つて新鳥越に榮華を誇(ほこ)つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此曲者を搜して下さい」榮之助は取つて四十と聽きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人形作りの東洲齋榮吉(とうしうさいえいきち)といふ男の家を歩いて見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吉江氏とはまだ不幸辱知の榮を得ないが武井眞澂畫伯は年來尊敬する高士であるから院主の需に應じて...
藤原咲平 「山岳美觀」
...」私は感じ易い彼の虚榮心を甘やかしたくはなかつたけれど...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...耕作の事業が命じられたその土地が不毛(ふまう)で未開墾であればある程――彼の骨折(ほねをり)に對する報酬が少なければ少ない程――榮譽は高くなると思ふのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...汚れなき榮冠を期待してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...枝々(えだ/\)が光榮(くわうえい)にみちてぐるりに輝(かゞや)いてゐた...
水野仙子 「日の光を浴びて」
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