...榮(はえ)とならんは幾千歳(いくちとせ)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...賜へ等しき光榮を』 205然く衆軍祈るまに黄銅光る鎧着つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...然れどもアポローンかれに光榮を許さず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...まだ出役中で江戸滯在の森山榮之助及び本木昌造兩人で飜譯したものである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...たとひ大隈伯に政治上の成功なしとするも唯だ此の早稻田大學の繁榮以て能く伯の徳を後代に傳ふに足るべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その讀み方の巧拙即ちその時のアナウンスの出來榮までを放送成績として見るのである...
成澤玲川 「ラヂオ閑話」
...以引榮養此幹躯之資...
西周 「靈魂一元論」
...幾太郎の妹のお榮と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...榮耀(えいえう)をしようとは夢にも思はぬ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...透(す)き徹(とほ)るやうな娘ですよ」「フ――ム」「小僧榮吉が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...内儀は自分の部屋に籠つて獨り言をいつて居た――とこれは下女のお榮が隣りの部屋で見張つてゐるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...榮枯(えいこ)の違ひを見せつけられるやうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聟の榮三郎の愁嘆場(しうたんば)に膽(きも)を潰して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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樋口一葉 「別れ霜」
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樋口一葉 「別れ霜」
...しかるに世の中にはこれに劣らぬ虚榮の出來事が多いことにひとは容易に氣附かないのである...
三木清 「人生論ノート」
...虚榮は人間の存在の一般的性質である...
三木清 「人生論ノート」
...』と云つて鏡子は榮子の顔を見て一寸(ちよつと)眉を寄せた...
與謝野晶子 「帰つてから」
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