...今日自由主義を標榜して國家の運營に成功しているのは...
石原莞爾 「新日本の進路」
...すでにどの区でも混乱が予想されている」「木村は自由党を標榜するということだが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...新を標榜する現代に於ても...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...それの自覚・標榜の...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...而も超常識的を標榜するものこそが却って常識的な場合が多い...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その標榜する教育理想や教育方針の如何に拘らず...
戸坂潤 「辞典」
...論理主義を標榜する所謂価値哲学は...
戸坂潤 「読書法」
...必ずしもみずから機械論に立っていることを標榜しないのは云うまでもなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...寡頭政治的貴族主義もあれば階級身分の標榜から来る夫もあれば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...剣術修行を標榜して渡って来たのかとも思われる...
中里介山 「大菩薩峠」
...島内白人の殲滅(せんめつ)を標榜(ひょうぼう)して立った小タマセセは小銃五十梃(ちょう)の没収で済んだ...
中島敦 「光と風と夢」
...かの写生文を標榜(ひょうぼう)する人々といえども単にわが特色を冥々裡(めいめいり)に識別すると云うまでで...
夏目漱石 「写生文」
...そうすると余の標榜(ひょうぼう)する趣味の遺伝と云う新説もその論拠が少々薄弱になる...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...ただ真の一字を標榜(ひょうぼう)して...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...またある党派のために一身を捧(ささ)げるようなことを外部に標榜(ひょうぼう)しながら...
新渡戸稲造 「自警録」
...高利貸(アイス)退治と新派劇の保護を標榜(ひょうぼう)したのであったが...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...京の人であることを標榜(ひょうぼう)していた王族の端くれのような人から教えられただけの稽古(けいこ)であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...秀吉嫌いを標榜(ひょうぼう)していた意地からしても...
吉川英治 「新書太閤記」
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