...榎本は昨日とちがってどことなく余裕のある態度で耳を傾けていたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...榎本は囂々(ごうごう)の声にとり囲まれた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...榎本氏はそんな時にでも...
薄田泣菫 「茶話」
...語を寄す、榎本氏、鞄は無くとも生きて往(ゆ)かれる世の中である...
薄田泣菫 「茶話」
...榎本(えのもと)の家族(かぞく)といっしょに静岡(しずおか)にすんでいたのですが...
高山毅 「福沢諭吉」
...榎本(えのもと)という男(おとこ)のえらいところはしっている...
高山毅 「福沢諭吉」
...華族には榎本梁川(えのもとりょうせん)がある...
永井荷風 「向嶋」
...所が榎本釜次郎(えのもとかまじろう)だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...榎本は今糺問所に這入(はいっ)て居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...榎本(えのもと)が箱館(はこだて)で降参のとき...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...榎本がドウなろうと私の家で噂(うわさ)をする者もない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...榎本氏の一身はこれ普通の例を以て掩(おお)うべからざるの事故(じこ)あるがごとし...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...床をとって貰って榎本(熱海でなじみのアンマ)を呼ぶ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...榎本子の兵敗る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榎本軍弾丸尽き、却いて福島一渡尻内幾古内等を保有す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榎本子等回天蟠竜千代田三艦を以て迎へ戦ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この年箱館(はこだて)に拠(よ)っている榎本武揚(えのもとたけあき)を攻めんがために...
森鴎外 「渋江抽斎」
...宇井は早く衰え榎本はもう神と別れたが...
柳田国男 「雪国の春」
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