...榎邸の奥様(おくさん)で...
泉鏡花 「婦系図」
...第七九項 古榎の怪光京都の相国寺境内は...
井上円了 「おばけの正体」
...付近で榎御殿(えのきごてん)と呼ばれていたが...
江戸川乱歩 「影男」
...榎本は彼等の陳情を...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...高い榎(えのき)の梢(こずえ)が...
相馬泰三 「六月」
...榎は根を張り枝をひろげた...
太宰治 「地球図」
...門内の榎に登り候処...
永井荷風 「榎物語」
...二本榎(にほんえのき)...
中里介山 「大菩薩峠」
...芝二本榎の正護院の本尊弥勒菩薩...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...角筈の榎長者の弟...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かくれつつうかがひのぞく榎あり...
萩原朔太郎 「黎明と樹木」
...牛込の榎本印刷の営業部の事務の方へ勤めを持つてゐたが...
林芙美子 「瀑布」
...是れは榎本の悪いのでなく此方(こっち)の卑劣と云うものだから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...榎並の房子が同道する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アンマ榎本来り揉む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二本榎の谷間に部屋を借りてゐた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...榎の高い梢(こずえ)には鵯(ひよどり)が群(むらが)って来た...
水上滝太郎 「果樹」
...」滑らかな榎の肌から噴き湧くように...
横光利一 「旅愁」
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