...同じく西洋に対立する概念として日本と東洋とが同じ地位に置かれまたは混同せられるという事情も...
津田左右吉 「日本精神について」
...社会状態とかその一般的性質とかを概念として構成することも...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...併し定義すべからざる厳密さを持った一定概念として...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...だから又そういう「歴史哲学」の根本概念としての歴史的意識も亦...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...こうした精神と文化とを根本概念としている文化社会学が...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...第三の根本概念として普遍者に対して反対的に働きつつ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...やがて階級の概念によって支配されるべき相対的な社会概念として性格づける...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...例えば国家概念――性格的概念としての――は之を如何に学的に取り扱っても依然として日常的概念としての性格を失わない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...少くとも今日の吾々の概念としては...
戸坂潤 「科学方法論」
...従って吾々は之をただ派生的な意味に於てのみ概念と呼ぶことが出来るであろう――但し日常語としての概念として...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...その代りこの妥当は存在とは全く独立な概念として現われて来なければならない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...すでに許された概念として...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...特に夫が至極ポプュラーな概念として大量的に用いられ始めたのは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...このどちらかの存在の概念を自分にとっての存在の概念として...
戸坂潤 「辞典」
...政治上の自由主義としてもここでは全く超政治的な文学的概念としての自由主義でしかない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ただ抽象上の概念としてのみ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...むしろその類概念の下に包攝される種概念として取扱はうとする立場を暴露するだけであつて...
波多野精一 「時と永遠」
...今日倫理の概念として絶えず流用されている社会...
三木清 「人生論ノート」
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