...彼は楽屋口で待っているよ...
...楽屋口の前に人だかりができていた...
...楽屋口から出てくる役者たちは笑顔でした...
...楽屋口で待ち合わせをしていた友達とすれ違いました...
...演奏が終わるとすぐに楽屋口に向かいました...
...今度は暗い露路に面した劇場の楽屋口が...
池谷信三郎 「橋」
...すると、楽屋口から、肉じゅばんに、金糸のぬいとりのあるさるまたをはいた屈強(くっきょう)な男たちが、つぎつぎと、とび出してきました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...むこうの楽屋口に近づいたとき...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...楽屋口の前をとおりました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...楽屋口から外へ飛び出した...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...二人はいきなり楽屋口へ行って...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...その路地の、楽屋口の前にも、自転車の預り所があった...
高見順 「如何なる星の下に」
...楽屋口には出入する人たちがいつも立談(たちばなし)をしていた...
永井荷風 「草紅葉」
...ふと池の縁に立つてゐるオペラ館の楽屋口へ這入つて見たのだ...
永井荷風 「勲章」
...二月末の生暖い早くも春の前兆を想わせる無風の一夜――人眼を憚りつつ楽屋口に現われた妻房枝の...
西尾正 「陳情書」
...楽屋口から差す灯を微かに半面に受けて...
西尾正 「陳情書」
...楽屋口の爺さんに尋ねてみるとつんけんした面がまえだった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...」私は名刺をもらうと楽屋口から外へ出た...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ひょろ松がさきに立って楽屋口から頭取の座に入って行くと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...なぜ楽屋口に戻らないのだ」女優がようやく振り向き...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...夢中に楽屋口に待つてゐた俥(くるま)に乗つかつて帰つてきたのです...
松井須磨子 「忘れ難きことども」
...楽屋口から、男衆を供に、役者の出入りに、好奇な目をかがやかして立ちならんでいる女たちの間を抜けて、茶屋の前から駕籠(かご)に乗るのは遠慮して、しばし、夜風が幟(のぼり)をはためかしているあたりをあるく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あの楽屋口から練り出して来て...
夢野久作 「暗黒公使」
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