...犯罪映画やチャンバラ映画を見て楽しめるのは...
江戸川乱歩 「影男」
...一時間半の小旅行が楽しめるのだ...
大阪圭吉 「香水紳士」
...ともかくも充分楽しめるものであるということを発見して少々驚いたのであった...
寺田寅彦 「踊る線条」
...自分で一人でしんみり楽しめるような絵をかくつもりでそのほうに頭を使ったら...
寺田寅彦 「昭和二年の二科会と美術院」
...太湖の眺望も楽しめる...
豊島与志雄 「秦の出発」
...日の出の美観も楽しめるのである...
豊島与志雄 「憑きもの」
...此の連中はちゃーんとスタヂオの中で楽しめるやうに色々用意してゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...醜聞以上に楽しめるものはありませんし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...そのうち劇場を楽しめるかもしれないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...手に手を取って楽しめるのに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...たぶんお前も楽しめるよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...楽しめるように……」言い遅れたが...
松永延造 「ラ氏の笛」
...この上なく愉快に楽しめるということに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...人形は手にとつて楽しめるものでなくては……」といふのが原理なのであらう...
三好達治 「オルゴール」
...飲酒会(さけのみかい)へ往って高い割前を取られるよりも遥(はるか)に廉く上って家内一同で楽しめる...
村井弦斎 「食道楽」
...たくさんの児(こ)がいっしょに楽しめるようにしただけで...
柳田国男 「こども風土記」
...」「こうなって楽しめる奴は...
横光利一 「旅愁」
...和気藹々(わきあいあい)として生活の楽しめる世界であろう――と彼女は善信に嫁(とつ)ぐ日まで信じていたのである...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索