...楽しみにしていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...不思議な秘密の楽しみをもっている人達の中を探しまわったのだ...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...この上もない楽しみなのよ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...「折角の楽しみも...
大阪圭吉 「香水紳士」
...そして茶をもって夕べを楽しみ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...まことに人生のほんとうの喜び楽しみは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...それを知っているのですか」「私は、毎朝、毎晩、楽しみにして、あなたの仕事を店先から覗(のぞ)いて行ったものですよ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...四日目の夕方は日が暮れないうちから楽しみで楽しみで...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...後を楽しみにしているからじゃないか」そういって...
近松秋江 「黒髪」
...いかに酒池肉林・流連荒亡の楽しみをなすもただ生活の愉快を感ずるのみ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...王子にとっては一番の楽しみでした...
豊島与志雄 「夢の卵」
...大正三年稿狂歌を論ず一歳(ひととせ)われ頻(しき)りに浮世絵を見る事を楽しみとせしがその事より相関聯(あいかんれん)して漸(ようや)く狂歌に対する趣味をも覚ゆるやうになりぬ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...「何がどうしたんだって――人の楽しみにケチをつける奴は殴(なぐ)っちまえ」「殴っちまえ」風雲実に急です...
中里介山 「大菩薩峠」
...当日を楽しみにしていた...
火野葦平 「花と龍」
...楽しみに銃猟に出かけるなどといふことはいくらすすめられても思ひつかぬことであつた...
正岡子規 「病牀六尺」
...楽しみと一種の情愛を感じます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いい御門人をおもちで楽しみでしょう」周作はそらすように...
山本周五郎 「花も刀も」
...夜の夢を楽しみに...
吉川英治 「平の将門」
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