...何にも邪魔をされないであなたのお書きになつたものを読むのは楽しみです...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...◇私は前かたから謡曲を何よりの楽しみにして居りまして...
上村松園 「無表情の表情」
...野村 コレクションはあとが楽しみでね...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...それじゃ一緒に歩けやしないわ」彼女と一緒に歩けなければ何の楽しみもありませんから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...畑を作る楽しみは句を作るよろこびに似てゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...……たとえば楽しみと致す古来よりのものとして和歌を詠じ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いつも変わらぬ楽しみだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは私たち兄弟のなによりの楽しみで烏のくるのを気にしては追ひにいつた...
中勘助 「銀の匙」
...大いに楽しみにして待っていたら...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...作曲するだけが楽しみであり...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...お楽しみはほとんど町だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...がんどう行きを楽しみにしてゐるだあな...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...この対話のうちに読書の真の楽しみが見出されねばならぬ...
三木清 「如何に読書すべきか」
...これらは皆お下りを読んでもらうのが楽しみなものたちですからおすみになったらどうぞ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なんの楽しみがあるものか...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...防火壁の上の青い青い空をジイッと眺めるのを一つの楽しみのようにしておりました...
夢野久作 「少女地獄」
...そうした楽しみや苦しみに対して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...世界一の探偵劇スターとして売出す事以外に楽しみはなかったらしいのだ」「ヘエ...
夢野久作 「二重心臓」
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