...楽しみにして来てるんです...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...今日は」「お気のどくですが」一ぱいやろうと思って楽しみにしていた私も...
田中貢太郎 「火傷した神様」
...雷鳴の音響の経過等を観察するのが無上の楽しみになって来た...
寺田寅彦 「家庭の人へ」
...一切の諸仏三世の諸尊および無数万億菩薩説法して衆生(しゆじよう)に楽しみを与うというので春分の時と同様阿弥陀詣(あみだもうで)などをする...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...見物はそれを楽しみに行くんですからね...
戸坂潤 「社会時評」
...そして一時全く絶望したむかしの楽しみを繰返す事が出来ました...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...いつでもアマチュアの気持を失わずに、楽しみながら、始終目を開いて仕事をしなければいけない...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...色々な種類の雪の結晶を勝手に作って見ることが一番楽しみなのである...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...劇場や音楽会を楽しみ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...そこに落ちつくのをただひとつの楽しみにしていたことである...
本庄陸男 「石狩川」
...明日が楽しみだ...
松永延造 「職工と微笑」
...おそらくは上方訛で読んだろうと思うが、自分も楽しみ、小父さんも喜ばせたものだった...
柳田国男 「故郷七十年」
...山野の楽しみも夏は故郷よりも多く...
柳田国男 「雪国の春」
...楽しみにしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らが一年の楽しみとしておる元宵節(げんしょうせつ)の行事までを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それを食べるのを楽しみに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...楽しみにして着いたのだ」「分ってますよ」「わかっているなら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それが楽しみだ」「はやく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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