...この公園の中に美しい楼台が建っています...
...広くて高い楼台に登ったら素晴らしい眺めが見られます...
...楼台に乗りながら中国茶を飲むのも風情があっていいですね...
...旅行で行ったきり、その土地の楼台が忘れられないです...
...楼台から見る夕陽がキレイでした...
...雪の中に不忍の池なる天女の楼台は...
泉鏡花 「薄紅梅」
...直立二百尺の楼台(ろうだい)のうちにあって...
海野十三 「西湖の屍人」
...檐(のき)も傾いた古い楼台が一つ聳(そび)え...
中島敦 「盈虚」
...お城の楼台が仰がれる...
本庄陸男 「石狩川」
...能く気を吐いて楼台を成す...
南方熊楠 「十二支考」
...楼台城閣は炎を吐き...
吉川英治 「三国志」
...楼台へ引っ立ててきた...
吉川英治 「三国志」
...楼台高閣をめぐらして...
吉川英治 「三国志」
...スルスルと望楼台へ下りてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...望楼台(ぼうろうだい)の上へ鞠(まり)のように投げつけられていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「殿!」楼台の階段から...
吉川英治 「新書太閤記」
...白碧(はくへき)の楼台(ろうだい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうした一方には楼台(ろうだい)二座...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すぐ月の楼台(うてな)の中央に立った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――張総督の夫妻から、小間使の玉蘭、そして客の張軍団長、蒋門神などの五人が、楼台の下や、廊の口や、室などで、すべて野太刀のごとき兇器で斬り殺されていたのが、わずか一刻(とき)の後に発見され、すわと、大騒ぎになったものの、すでに犯人の影もみえず、ただ官邸の白壁に血しおをもって、是(コレ)ニ来(キタ)ッテ是(コレ)ヲ為(ナ)セルハ打虎武松也(ダコノブショウナリ)と、書いてあった、というのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...宋江は楼台を上ってさらに深い所の殿前(でんぜん)にぬかずいていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...だが、もう一日は」と、裴宣は切にひきとめ、次の日はまた、飲馬川の眺望をさかなとして、断金亭の楼台で、終日、送別の杯と、また義兄弟の誼(よしみ)など酌(く)み交(か)わされた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...各所の水寨(すいさい)や望楼台などにある部将の住居はべつでここにはない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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