...一軒の楼屋(にかいや)があってその時窓を開けたが...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...此万碧楼に泊った余は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...たとえば遊楼の主人も...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...鐘楼のドームが横ざまに落ちている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...兵馬はここで岩亀楼(がんきろう)の喜遊という遊女が...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...鐘楼を取り巻く雇人小者達は...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...それから皆で山水楼の冷房部屋で食事する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...金語楼や伊志井寛もゐて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...○神田×月楼のやきそば――東洋キネマ横の小支那そば屋のやきそば...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...妓楼の廻し部屋の壁へ「東京駅カラ下ノ関迄ノ急行列車ノ上リ高ヲミンナ貰ヒ度イ」と云ふ落書のあるすぐそのあとへ「僕も同感」とかいた奴がある云々のギヤグがあつたが...
正岡容 「東京万花鏡」
...とかくする内に「海楼に別れを惜む月夜かな」と出来た...
正岡子規 「句合の月」
...少女に牽かれて楼より降り事済みけるとぞ...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...丸山の妓楼に上り...
夢野久作 「白くれない」
...その黄褐色の瓦楼が此処から近く望まれる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...火は東華門から五鳳楼(ごほうろう)へ燃えてきたので...
吉川英治 「三国志」
...四ヵ所の井楼が完成した十三日の未明である...
吉川英治 「新書太閤記」
...××楼のあの座敷は...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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