...花楸樹(はなかまど)よ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...ねんごろに客(きやく)をもてなす花楸樹(はなかまど)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...しからば梓とはどんな樹かと言うとこれは独り支那のみに産する落葉喬木でかのキササゲ(楸)と同属近縁の一種である...
牧野富太郎 「植物記」
...それは楸(しう)は何の木なるかと云ふ問題である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楸は詩人慣用の字である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「松楸」の語の如きは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然るにわたくしは楸の何の木なるかを審(つまびらか)にしない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒医談に楸字の異説がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...巻九(けんのく)に「楸樹」の詩三首があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは進んで楸の何の木なるかを討(たづ)ねた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...説文に拠れば楸は梓(し)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...爾雅を検すれば、※(たう)、※(ゆ)、※(くわい)、槐(くわい)、榎(か)、楸(しう)、椅(い)、梓(し)等が皆相類したものらしく、此数者は専門家でなくては辨識し難い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「楸はあかめがしはなり」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それは「楸、古言あづさ、今言あかめがしは」となるからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一、楸はカタルパ、ブンゲイである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百九十五わたくしは蘭軒医談楸字の説より発足してラビリントスの裏(うち)に入り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楸は本草家が尋常きささげとしてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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