...言葉を極めて美術家仲間の内幕などを攻撃した...
石川啄木 「鳥影」
...入監後に於ける彼等の言動は極めて靜肅にして未だ曾て一囘の注意を與へたる事なし...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...これを誇るに足るもののなお極めて乏しいのは否定せられない...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...人類以前に地球上に全盛を極めて居た動物の例を挙げれば...
丘浅次郎 「人類の将来」
...その態度は極めて温和で...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...極めて複誰なる意義を有し...
高木敏雄 「比較神話学」
...現に極めて少ない...
高浜虚子 「丸の内」
...極めて事務的に色々な面の仕事を処理して行く才能すらあるのを認めざるを得ないだらう...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...極めて自然の事で...
太宰治 「佳日」
...私に極めて眞なるものと見えたものにおいてさへ過つといふやうに私が本性上作られてゐるといふことをば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...その精度は極めて低いだろうからその低い精度に照せば所謂不精密な社会科学的対象に就いての測定実験も...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...日本では極めて乏しい...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...極めてよく育つことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...死ぬ積りで覚悟を極めているんですもの」代助は慄然(りつぜん)として戦(おのの)いた...
夏目漱石 「それから」
...惡人のあせりやうも一段猛烈を極めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俳諧の千句は極めて興味ある如く思はるれども...
正岡子規 「古池の句の弁」
...極めて一般的なものと考えることが出来...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...蛇の身が極めて貴い効用を具うるてふ俗信が生じた...
南方熊楠 「十二支考」
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