...極(ごく)内々(ない/\)で耳打をするが...
薄田泣菫 「茶話」
...極めて悪質の押売りである...
太宰治 「善蔵を思う」
...昏迷の極にかえって胆が坐って...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そのとき一七八八年以来の記録にない氷の風が北極から露西亜(ロシア)と波蘭土(ポーランド)の野原を吹き抜けて欧羅巴(ヨーロッパ)の主要部分の都会の記念塔とアパルトマンの窓枠とを痛そうに揺すぶっていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...極めて大きな効用を有している...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これで皆んな極まつたんだ...
徳田秋声 「チビの魂」
...懐疑論者としては消極的であったわけだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...みんなこの四つのほかを出でない――極度に自分を買いかぶっている奴と...
中里介山 「大菩薩峠」
...釣りなどと緩怠至極な」顎十郎は耳にもいれず...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...社会研究上に極めて有益な結果が得られ...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...健康の問題は究極において自然形而上學の問題である...
三木清 「人生論ノート」
...心持がああいう状態だとそういう消極な考え方にきっと陥るのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何故(なぜ)お前は家常茶飯のような危険極まる作を翻訳するのだと云う人もありましょう...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...私のこれまでの経験によれば出来ないものだと前から極めて置いても差支えなさそうに思われます...
森鴎外 「Resignation の説」
...極地の旅が、その魅力とロマンスをはぎとられてしまつて、彼等の人間性にとつては険し過ぎる一つの現実となつていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...極端にデリケートな自覚のために...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...おあずかりして参りました」「それを、ちょっと、見せてくれないか」「お断りいたします」「いやに水臭(みずくせ)えな」「でも、極秘の公用です...
吉川英治 「新書太閤記」
...乙女峠の富士といふ言葉を聞いてはゐたが實はその時極めてぼんやりとその峠へ登つて行つたのであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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