例文・使い方一覧でみる「極」の意味


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...至冷淡な返事をしますと...   至極冷淡な返事をしますとの読み方
芥川龍之介 「開化の良人」

...三畳の部屋はまさにその収容力の限に達した...   三畳の部屋はまさにその収容力の極限に達したの読み方
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」

...その文面はすこぶる鄭重(ていちょう)をめたもので...   その文面はすこぶる鄭重を極めたものでの読み方
海野十三 「赤耀館事件の真相」

...亭主を世界中の唯一人として愛するものだと単純にめて了って...   亭主を世界中の唯一人として愛するものだと単純に極めて了っての読み方
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」

...あらゆるものを顧みる暇がなかったほど困難をめていた...   あらゆるものを顧みる暇がなかったほど困難を極めていたの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...至満足の体でいられたが...   至極満足の体でいられたがの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...此所(ここ)はこうと一ヶ所(き)まり処を教えると...   此所はこうと一ヶ所極まり処を教えるとの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...他のことはみんなお分かりになってるんですね」「めて明瞭に分ってるつもりです...   他のことはみんなお分かりになってるんですね」「極めて明瞭に分ってるつもりですの読み方
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」

...この公算は至小さいが...   この公算は至極小さいがの読み方
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」

...例えば匿名批評は一派の文士が他派の文士をやっつける場合に使う至有効な武器だと云ったようなわけである...   例えば匿名批評は一派の文士が他派の文士をやっつける場合に使う至極有効な武器だと云ったようなわけであるの読み方
戸坂潤 「思想としての文学」

...それで黒板博士が逸勢の書いたものとめられたのは...   それで黒板博士が逸勢の書いたものと極められたのはの読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...氷の粒になっている場合はめて稀である...   氷の粒になっている場合は極めて稀であるの読み方
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」

...自然としてはめて明快な高原的眺望をもつた所もある...   自然としては極めて明快な高原的眺望をもつた所もあるの読み方
萩原朔太郎 「石段上りの街」

...少女時代の彩色の恐怖が...   少女時代の極彩色の恐怖がの読み方
林不忘 「あの顔」

...めて微妙な処に趣向を取つて居る...   極めて微妙な処に趣向を取つて居るの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...そこにはめてすぐれた認識の理論が含まれてゐるのであるけれども...   そこには極めてすぐれた認識の理論が含まれてゐるのであるけれどもの読み方
三木清 「認識論」

...「次官はこう答えたね、土川くん、日本はね、きみ、いま大変な時代に当面しているんだよ、詳しいことは機密だからいえないが、日本はまもなく鉄飢饉(ききん)にみまわれる、きみのアイディアはだめだね」「だめとはなんですか、とぼくはきいたね」春彦は続けた、「次官が答えて云うには、国策上の最緊急物資は鉄だ、鉄道省ではきみ、いまレールの継ぎ目を二ミリ拡げることを考えているんだ、レール一本につき両端一ミリずつの鉄を削って、それを国策の緊急資材にまわそうというわけさ、きみの継ぎ目なしレール案は国策に逆行するものだと云うほかなしだね」「確かに次官はでたらめを云っているのではなかった」すぐにまた春彦は続けた、「まもなく統制経済になり第二次世界大戦になった、市電のレールまで外していくほど鉄不足になったんで、さすが次官ともなれば先見の明のあるもんだと感心したね、それはいいんだが、敗戦になってさ、こんどは国鉄だろう、それがきみ能率増進か合理化のためか知らないが、継ぎ目なしレールを採用することになった、ぼくのアイディアの盗用さ、戦前の事は戦後政府は責任をとらないたてまえだって云うがね、世界的に知られた日本の大国鉄ともあろうものが、ぼくのような貧しい、弱い、孤立無援の者のアイディアを盗用して、それで良心に恥じないもんかね」七代目は六法全書をすっかり調べあげてから云うように、めて慎重、かつ正確な口ぶりで、「特許局へ訴えたらどうか」と云った...   「次官はこう答えたね、土川くん、日本はね、きみ、いま大変な時代に当面しているんだよ、詳しいことは機密だからいえないが、日本はまもなく鉄飢饉にみまわれる、きみのアイディアはだめだね」「だめとはなんですか、とぼくはきいたね」春彦は続けた、「次官が答えて云うには、国策上の最緊急物資は鉄だ、鉄道省ではきみ、いまレールの継ぎ目を二ミリ拡げることを考えているんだ、レール一本につき両端一ミリずつの鉄を削って、それを国策の緊急資材にまわそうというわけさ、きみの継ぎ目なしレール案は国策に逆行するものだと云うほかなしだね」「確かに次官はでたらめを云っているのではなかった」すぐにまた春彦は続けた、「まもなく統制経済になり第二次世界大戦になった、市電のレールまで外していくほど鉄不足になったんで、さすが次官ともなれば先見の明のあるもんだと感心したね、それはいいんだが、敗戦になってさ、こんどは国鉄だろう、それがきみ能率増進か合理化のためか知らないが、継ぎ目なしレールを採用することになった、ぼくのアイディアの盗用さ、戦前の事は戦後政府は責任をとらないたてまえだって云うがね、世界的に知られた日本の大国鉄ともあろうものが、ぼくのような貧しい、弱い、孤立無援の者のアイディアを盗用して、それで良心に恥じないもんかね」七代目は六法全書をすっかり調べあげてから云うように、極めて慎重、かつ正確な口ぶりで、「特許局へ訴えたらどうか」と云ったの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...およそ両ほどな相違があった...   およそ両極ほどな相違があったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「極」の読みかた

「極」の書き方・書き順

いろんなフォントで「極」

「極」の英語の意味

「極なんとか」といえば?   「なんとか極」の一覧  


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