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饗庭篁村 「木曾道中記」
...◇向島ではこれらの風流人を迎えて業平(なりひら)しじみとか...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...妾(わたし)の従来(これまで)見た事の無いのは業平(なりひら)朝臣(あそん)の歌枕...
内田魯庵 「犬物語」
...外手町にて乘換へて、業平橋に下り、小梅橋を渡りて、淺草驛より東武線の汽車に乘り、五十分かゝりて越ヶ谷驛に下る...
大町桂月 「越ヶ谷の半日」
...なお在原業平(ありわらなりひら)のことを在五(ざいご)中将と呼んだ如きであろうか...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...在五中将業平の孫に当る訳であるが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...一面には母方の曾祖父業平の血を引いた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...つい業平(なりひら)橋を渡って...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...日本橋業平(にほんばしなりひら)と言われた好(い)い男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...最初は伊賀屋の業平(なりひら)息子源三郎と深い仲になり――」「待つてくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...業平朝臣(なりひらあそん)の裔(すゑ)だとも言ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貧乏業平(なりひら)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本所の業平(なりひら)に木賃宿を巣にして居る事は直ぐ判ったんだが...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...能狂言に於て古の風流兒在原業平が...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...ひさしぶりで業平橋(なりひらばし)の方まで行き...
堀辰雄 「幼年時代」
...青々と水美しくこがれている業平あたりの春景色が...
正岡容 「小説 圓朝」
...夜の流れ――業平橋とは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...本所の業平(なりひら)というところから...
山本周五郎 「さぶ」
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