...早く楫取って、川下りを楽しもう!...
...彼らは一斉に楫取りを始めた...
...楫取りの競技を見に行こうと思っている...
...川で料理をするために、楫取りをして素敵な場所を探した...
...楫取りが上手な人は、川下りのスピードを早めることができる...
...水夫(かこ)楫取(かんどり)の慌(あわ)てふためく事もおぢやつたと申し伝へた...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
......
伊藤左千夫 「紅葉」
...その同年の友たる楫取(かとり)男爵...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...楫取(かんどり)のすべての面を頭に浮べたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...船には楫取の和次郎(わじろう)をひとり残してわれもわれもとゾロゾロと遠島船へ乗りうつる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...楫取弥之助(やのすけ)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...楫取の弥之助というのが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...楫取の藤介や水夫頭の庄兵衛までが同意し...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...おぬしらは、船頭の眼を眩まして淦水間(あかま)へもぐりこむほど博打が好きなのだから、これで思うさま遊ぶがいい」銭箱の底を叩いて金を分けにかかると、楫取の藤介が、「やめてくれえ...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...つづいて十六日に楫取の藤介が死んだ...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...楫取(かじとり)...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...潮の流れに乗っているように思うが」甚八という楫取(かじとり)が左太夫のそばに立ってそういった...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...それを力(ちから)に便(たよ)り船(ぶね)を待てというこの御顕示(ごけんじ)がわからぬのか」楫取(かじとり)の甚八が詰まらなそうな顔でいった...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...十三年(九年目)はさる事なく終ったが、十四年(十年目)は、年のはじめから三月のあいだ一滴も雨が降らず、春の終りまでにつぎつぎ五人死に、左太夫、楫取の甚八、水夫の仁一郎、おなじく平三郎の四人だけになったが、船頭の左太夫も追々弱ってきて、秋口から病(わずら)いつき、岩穴の前の岩壁に背をもたせてぼんやりと畑をながめているようになった...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...楫取魚彦(かとりなひこ)は萬葉を模したる歌を多く詠みいでたれど猶これと思ふ者は極めて少く候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...楫取魚彦(かとりなひこ)は万葉を模したる歌を多く詠みいでたれど...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...それに要する手馴(てだ)れの水夫(かこ)楫取(かんどり)たちを...
吉川英治 「私本太平記」
...水夫(かこ)楫取(かんどり)をつかまえて...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索