...いまここで語っていいものに楠公夫人の像がある...
上村松園 「楠公夫人」
...楠公は失敗せざりしなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...鬼神もいかで泣かざらん」楠公父子が『暗号符字』に...
梅崎春生 「幻化」
...また一方に同氏の調べた中に大塔宮護良(だいとうのみやもりなが)親王の兜の前立が楠公の兜の前立と同様なものであろうという考証が付いたのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これは正しく楠公着用の鎧だと決定するに足る鎧はついに見つかりませんのでした...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...今度の楠公の馬については主馬寮(しゅめりょう)の藤波氏にも種々お尋ねした関係もあり木型の出来上がったことも...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...楠公の像の木型が出来て...
高村光太郎 「回想録」
...倫理學説に非ずして楠公自らの心事ならむのみ...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...猶君が所謂楠公権助のごときのみ...
山路愛山 「明治文学史」
...それに従来の楠公伝や...
吉川英治 「私本太平記」
...まだ小説の方は一字も書かないうちから、ここでいってしまうのも率直すぎて他愛ないが、逆賊尊氏も、忠臣楠公も、私には、えこもひいきも全くない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...楠公建碑(なんこうけんぴ)のことを...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...四「――小楠公(しょうなんこう)が二十一のときというから...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...このはなしを思い出すたび小楠公その人はもとよりだが正成公(まさしげこう)の偉さを思う...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...かれ自身が、たれにも劣らぬほど、楠公父子、また楠公夫人を、崇敬していたからである...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...楠公父子の持っている性情は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...大楠公の奉じた武士の道――抱いたであろう理想とは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...楠公崇拝の立場を宣揚した...
和辻哲郎 「鎖国」
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