...九 楝の花一夏、脳が悪くて田舎(いなか)の親類のやっかいになって一月ぐらい遊んでいた...
寺田寅彦 「花物語」
...古風な屋根門のすぐわきに大きな楝(おうち)の木が茂った枝を広げて...
寺田寅彦 「花物語」
...きれいに掃いた道に青竹の削りくずや鉋(かんな)くずが散らばって楝(おうち)の花がこぼれている...
寺田寅彦 「花物語」
...桶をたたく音は向こうの丘に反響して楝(おうち)の花がほろほろこぼれる...
寺田寅彦 「花物語」
...初夏の日かげは真直(まっすぐ)に門内なる栗や楝(おうち)の梢(こずえ)に照渡っているので...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...彼の「センダンは双葉(ふたば)より香ばし」と唱うる「せんだん」はすなわち栴檀でそれは楝(れん)の「せんだん」ではない...
牧野富太郎 「植物記」
...鉄および※草(もうそう)蜈蚣楝葉(せんだんのは)五色糸を畏る...
南方熊楠 「十二支考」
...わたくしは楝軒(れんけん)詩集に拠つて此の如くに断ずる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楝軒は浅川氏、名は勝周(しようしう)、字(あざな)は士(してい)、通称は登治右衛門(とぢゑもん)、茶山の集に累見せる「浅川」である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楝軒詩集は五巻ある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其明証は楝軒(れんけん)詩集にある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...浅川楝軒は初め霞亭が召されて東に之(ゆ)く時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楝軒は詩二篇を賦した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして彼楝軒が霞亭に寄せた「秋気満庭虫乱鳴」の詩は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当貫または苦楝木と書いて...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...この楝すなわちオウチをアテの木ということは...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...本草のいわゆる青皮楝だとある...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...以前苦楝木のかなり大きいのが数株あった...
柳田國男 「アテヌキという地名」
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