...つまり普通の日本の歯楊子である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「これはハミガキに楊子に...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
......
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...佛書の中天台と慈恩と一行とは別に一格ある用意の書なり此の三書は尤も大事なり一行の書は易老子の如し慈恩の文は楊子法言太玄經の如し天台の書に又一格あり此の三書の格は甚深の口傳あるべし唯授一人の祕法なり筆示すべからず云々とあるは是れ其の獨得を言明せる者なり...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...墨子とともに楊子を排斥することを論じ...
内藤湖南 「支那目録學」
...しきりに楊子(ようじ)を使っている姿が...
中里介山 「大菩薩峠」
...あちらを向いて楊子(ようじ)を使っているお絹を...
中里介山 「大菩薩峠」
...と思ふと楊子を棄て...
中原中也 「耕二のこと」
...その朱鞘が目に入らねえほど面喰って居たんで」「ハテネ」赤崎才市はプッと楊子を吐きました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...あなたの襟にさした爪楊子(つまようじ)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そんなことを彼は楊子を含みながら...
牧野信一 「白明」
...」何気なく彼はさう呟くと醒めたやうに慌てゝ楊子を動かし初めて居た...
牧野信一 「白明」
...妻楊子などをくわへながら立ちあがつて来て...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...何時の間にか新しいタオルと石鹸(しやぼん)と齒磨(はみがき)と楊子(やうじ)とを取揃(そろ)へて突き出しながら...
三島霜川 「平民の娘」
...その時前の物を大匙へ一杯ずつ掬(すく)って油の中へそうっと落して気長に揚げますが揚がったと思う時分小楊子(こようじ)を刺し込んでみて何も着いて来なければ新聞紙か西洋紙の吸取紙(すいとりがみ)の上へ一つ一つ置いて油を切ります...
村井弦斎 「食道楽」
...○彰化市楊子卿氏邸ちょっと住んで見たいね...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...現在では妻楊子の材料として知られ...
柳田国男 「故郷七十年」
...初めは楊子(ようじ)入れ位から始めて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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