...さり気なく羽根楊子をとりあげて...
芥川龍之介 「枯野抄」
...だから去来は羽根楊子をとり上げると...
芥川龍之介 「枯野抄」
...その時羽根楊子の白い先を...
芥川龍之介 「枯野抄」
...「これはハミガキに楊子に...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...「この楊子は見えるだろうね?」と...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...昼間はせっせと内職の竹楊子を拵えていた...
豊島与志雄 「黒点」
...楊子江下流地域に...
豊島与志雄 「非情の愛」
...赤い革の楊子入だ...
豊島与志雄 「慾」
...彼は戯れにせよ楊子入なんか買ってやって平然と笑っている...
豊島与志雄 「慾」
...やがて使ひ終つてその妻楊子を彼の前にある灰皿の中に放つた時...
中原中也 「古本屋」
...錬歯粉(ねりはみがき)と白楊子(しろようじ)が御早うと挨拶(あいさつ)している...
夏目漱石 「虞美人草」
...来る途中(とちゅう)小間物屋で買って来た歯磨(はみがき)と楊子(ようじ)と手拭(てぬぐい)をズックの革鞄(かばん)に入れてくれた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...歯みがき楊子(ようじ)をくわえながら相談した...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...楊子江の沿岸の土地が肥沃であり...
平林初之輔 「文学方法論」
...」何気なく彼はさう呟くと醒めたやうに慌てゝ楊子を動かし初めて居た...
牧野信一 「白明」
...何時の間にか新しいタオルと石鹸(しやぼん)と齒磨(はみがき)と楊子(やうじ)とを取揃(そろ)へて突き出しながら...
三島霜川 「平民の娘」
...「さるや」の楊子(ようじ)...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...毛の抜けて仕舞った竹の歯楊子(ようじ)だとか...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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