...棕梠(しゆろ)にも...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...ぼろを頭の上からまとって棕梠(しゅろ)の木にもたれて...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...棕梠の木に背中をもたせかけたままであった...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...芥川の腦神經は棕梠の葉つぱの裂けたやうなものだと思ひながら...
小穴隆一 「二つの繪」
...私は芥川が山吹、棕櫚の葉に、等等の詩稿をみせながらあれこれなほしてゐたことや、アンテナといふことをいつてゐたのを思ひだす...
小穴隆一 「二つの繪」
...棕隠はなかなかの洒落者であつた...
薄田泣菫 「茶話」
...棕梠の花咲く、私の部屋の樹木としてはその木が一本あるだけ...
種田山頭火 「其中日記」
...棕櫚縄(しゅろなわ)を咬えるもんだから...
徳田秋声 「躯」
...二人とも棕櫚酒に酔つぱらつて...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...さくらんぼー!」棕櫚の枝の栄誉は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...金の棕櫚の葉の刺繍をした服を着る...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...雪の降る時は好んで棕櫚(しゅろ)で編んだ...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私の好きな市井詩人中島棕隠の書いた...
吉井勇 「老境なるかな」
...多くの花や棕櫚樹などが豐滿に成育してゐて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...彼のくちびるを恐怖したのではない――すぐうしろの棕梠(しゅろ)の葉がガサッと妙な音を立てたので...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...花櫛棕梠(しゅろ)の葉の闇は二十分間ほど沈黙をつづけていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...頭(かしら)には棕梠笠(しゅろがさ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これは棕櫚(しゅろ)の木...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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