...壮(わか)い時師匠について棒術を稽古しておりましたので...
田中貢太郎 「死人の手」
...拳闘(けんとう)や棒術にはみごとな力をもっていたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また桿棒術に長じていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棒術でいわゆる隠れ薔薇(ばら)と称する使い方をして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棒術の師範をしている王昇(おうしょう)という武士で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...汝の父王昇は、後には、棒術をもって、禁門兵の師範へお取り立てにあずかったが、それ以前は、都の路傍に立って、棒振り技(わざ)を見物に見せながら薬を売っていた者ではないか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...棒術をやっておるな」わが道なので...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おれの棒術は見せ物じゃない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひとつ、この伜への置き土産(みやげ)に、棒術の一手なと、お教えして下さらんかの」「めっそうもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまはまったく自分の独りよがりな棒術の未熟さを覚(さと)ったものか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...九紋龍(くもんりゅう)史進と私をよんでおります」「棒術は誰からお習いかの」「少年の頃...
吉川英治 「新・水滸伝」
...拙者の棒術は、お見せするほどの妙技ではありませんが」「では、庭上に出て、願おうか」ここで、よろこんだのは、二人の端公だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...林冲(りんちゅう)先生に弟子入りしてちょっぴり棒術の真似(まね)ごとなどして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しきりに棒術や鎗(やり)のことなど持ち出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼が得意としてほこる棒術の一棒を横たえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...盧(ろ)は棒術の秘をあらわして跳びかかった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...権之助の棒術に出会わずにしまったら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その棒術についても深く糺(ただ)してみたいと先刻(さっき)から考えていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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