...彼は棒立ちになってしまった...
...クラスの前でプレゼンすると、棒立ち状態になる...
...棒立ちの人形を見かけた...
...驚きのあまり、彼女は棒立ちになってしまった...
...入り口で警備員が棒立ちで立っていた...
...雷にでも打たれたように棒立ちになっていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...両袖を顔に押し当てて棒立ちになった...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...硬くなったまま棒立に立った...
夏目漱石 「明暗」
...馭者の親爺は小倉の洋服に下駄を突つかけて馭者臺に棒立ちになり...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...座敷の中に棒立ちになってじっくりと考えこんでみたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その大胆不敵な所行に呆れ果てて棒立ちになつてゐる村長の方へ向きなほつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...棒立ちになつてゐる苦痛に堪ヘずして昏倒した後...
平出修 「逆徒」
...棒立ちになりました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...何処に居ていいか分らなくなってドアのところに棒立ちに立っていた私に...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...阿賀妻は棒立ちになった...
本庄陸男 「石狩川」
...後のものは棒立ちになっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...すると一人の子供がにょっきり棒立ちになった...
本庄陸男 「白い壁」
...全身俄(にわか)に強烈な電気にでもかかったように硬直して棒立ち...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...指定された柱のところへ行って棒立ちになった...
室生犀星 「幼年時代」
...そんな棒立ちの気持だけを反芻していた...
山川方夫 「昼の花火」
...棒立ちの仲蔵...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...二人は小屋の戸口で棒立ちになり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「ごめんよ」がらりと開けて、棒立ちに、「すぐ、やって貰えますか」「お掛けなさいまし」下剃(したぞり)が、腰の掛け場を片づけて、「月代(さかやき)ですか」「なに、こいつあ、このままでいい...
吉川英治 「治郎吉格子」
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