...絶えず稲妻(いなずま)が梭(おさ)のように飛びちがうのでございます...
芥川龍之介 「竜」
...「機梭(きひ)の声札々(さつ/\)たり...
石川三四郎 「吾等の使命」
...授くるものは梭櫚(しゆろ)の葉の危(あぶ)なげも無い勝利のみ...
エミイル・※[#濁点付き片仮名ヱ、1-7-84]ルハアレン Emile Verhaeren 上田敏訳 「不可能」
...女は知らん顔でせっせと梭(おさ)を運んでいる...
田山花袋 「田舎教師」
...梭魚(かます)やネルマ鮭は水の中だが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...……心の中ではそんなことが鶯梭(おうさ)のごとく往来する...
近松秋江 「狂乱」
...織機(はた)の梭眞近くに來るが如し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鯵や梭魚(かます)の類が...
豊島与志雄 「月明」
...恋の糸と誠(まこと)の糸を横縦に梭くぐらせば...
夏目漱石 「薤露行」
...すぐ傍(そば)で梭(おさ)の音がする...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...せっせと梭を抛(な)げていた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...鉄の鑿棒が梭魚の代用とはとんだ思いつきだったが...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...二人は美と不思議と神秘の梭(ひ)を取っておのおのが無限の形を織り出し...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...恐れの織手なのだ」十二人目である悲しい影ある眼のその人は自分の前にある三本の梭を取り上げた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...梭のやうに行交ふ自動車をよけながら...
三好達治 「銀座街頭」
...機を織る梭(ひ)の音をきくといい...
柳田國男 「日本の伝説」
...交錯する梭(ひ)のように駈けていた...
横光利一 「上海」
...梭(ひ)のように山から山へ閃光が飛び移った...
横光利一 「旅愁」
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