...その蜂共は時としては果樹園の梨を嚼(か)む事がある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私は祖父の古い梨子地(なしじ)の裃(かみしも)というのも見ました...
鷹野つぎ 「虫干し」
...どこも花ざかりである、杏、梨、桜もちらほら咲いてゐる、草花は道べりに咲きつゞいてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...昭和十五年九月二十八日山梨にて小川正子...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...」羊三は食後梨子の皮をむきながら...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...礼拝堂の壁にまつわって花を開いてる梨(なし)の木などがある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あちらのを出せ」床の間の刀架(かたなかけ)に縦に飾ってある梨子地(なしじ)の鞘(さや)の長い刀を指しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この皇円阿闍梨は...
中里介山 「法然行伝」
...俺(わし)は博勞だがもう先月から越後へ三度も渡るが雜用が掛つてよう儲からんといひながら其風呂敷包から梨を一つ引き出した...
長塚節 「佐渡が島」
...御礼のため梨を三十銭ほど買って帰りたいと云うような事を話してくれと頼んでいる...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...梨を沢山食ったゞけ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...花梨木製(かりんもくせい)の婦人用の机だけである...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...梨畑が朦朧と煙つた白色の中に薄れて行くと...
北條民雄 「青い焔」
...晩に高梨を訪ねた...
山本周五郎 「青べか日記」
...梨の花は濡れ光った葉の中で白々(しろじろ)と咲いていた...
横光利一 「赤い着物」
...高梨小藤次の声がした...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...すると梨の花の径(こみち)からまたひとりの人影が忽然(こつぜん)と立ち上がった...
吉川英治 「三国志」
...梨子(なし)か桃の実(み)ぐらいな鞠(まり)をぽんぽんほうる...
吉川英治 「三国志」
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