...〔木梨の輕の太子〕天皇崩りまして後、木梨の輕の太子、日繼知らしめすに定まりて一、いまだ位に即(つ)きたまはざりしほどに、その同母妹(いろも)輕の大郎女に(たは)け二て、歌よみしたまひしく、あしひきの三山田をつくり山高(だか)み 下樋(び)をわしせ四、下※(ど)ひに吾(わ)が※(と)ふ妹を五、下泣きに 吾が泣く妻を六、昨夜(こぞ)七こそは安(やす)く肌觸れ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ぶどうや梨をたくさんくれました...
壺井栄 「柿の木のある家」
...いわゆる倶梨伽羅紋々(くりからもんもん)ふうのものもあったが...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...葡萄畠、梨畠あり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...梨花淡白柳深青 〔梨花(りか)は淡白(たんぱく)にして柳(やなぎ)は深青(しんせい)柳絮飛時花満城柳絮(りゅうじょ)の飛ぶ時花(はな)城(しろ)に満(み)つ惆悵東欄一樹雪惆悵(ちゅうちょう)す東欄一樹(とうらんいちじゅ)の雪人生看得幾清明人生(じんせい)看(み)るを得るは幾清明(いくせいめい)ぞ〕何如璋は明治の儒者文人の間には重んぜられた人であったと見え...
永井荷風 「十九の秋」
...木梨平の鐙小屋(あぶみごや)の下の無名沼(ななしぬま)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...無明とかを分ち見る心が即ち阿梨耶識(ありやしき)と申すのでございましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...皇太子であった兄弟の木梨軽(きなしのかる)皇子を襲って...
蜷川新 「天皇」
...互いに通じて用いることがないということを契沖阿闍梨が発見したのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...代言人の高梨哲四郎――この人は長髪で騎馬へ乗り歩くので有名だった...
長谷川時雨 「最初の外国保険詐欺」
...暮春は傍らの亭々たる梨の大木が青白い花を悩ましく咲かせ...
正岡容 「根津遊草」
...この点において日本の梨が西洋梨に優つて居る間は到底西洋梨が日本梨を圧してしまふことは出来ぬであらう...
正岡子規 「病牀六尺」
...野猪が山梨を嗜(この)むにや...
南方熊楠 「十二支考」
...晩には高梨を訪れて本を一冊売った...
山本周五郎 「青べか日記」
...高梨は大変に親切にして呉れる...
山本周五郎 「青べか日記」
...名は梨琴(りきん)といって...
吉川英治 「新書太閤記」
...梨の花の甘い香(にお)いにも似ている...
吉川英治 「親鸞」
...休む暇といったら桑(くわ)の実とか野生の梨(なし)とか...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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