...神梛木(かなぎ)村に鍬形惣助(くわがたそうすけ)という庄屋がいた...
太宰治 「ロマネスク」
...この子は湯流山のいただきから神梛木村の朝の景色を見おろしたにちがいない...
太宰治 「ロマネスク」
...村の北端をゆるゆると流れていた三間ほどの幅の神梛木川が...
太宰治 「ロマネスク」
...二十日目ころには神梛木川は三間ほどの幅で村の北端をゆるゆると流れていた...
太宰治 「ロマネスク」
...……“梛の葉”三月十二日晴...
種田山頭火 「松山日記」
...また武士の金打(きんちょう)同様に女人はこの梛の葉を引きて誓言せり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...梛子(やし)を松と見れば唯(たゞ)大磯あたりの心地する海岸のホテルども...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...梛(なぎ)の木を折って...
吉川英治 「私本太平記」
...梛(なぎ)の大木を見たからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...湯が出ないうちにもう佐佐木信綱博士から“梛(なぎ)の湯”と名づけられたと宮司がいう...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??